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行政主導の婚活支援!官製婚活で運命の人と出会う!少子化対策待ったなし

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日本での少子化の勢いが止まらない。出生数の減少は、未来の社会経済活動を担う生産年齢人口の現象を意味し、社会の発展を阻害してしまう要因だ。

賛否両論あれど、未婚化や若者の恋愛離れは、少子化の一要因と考えられる。そのため民間の婚活サービス業者とは別に、行政や公的機関が主導して行う婚活支援は少子化問題に対する政策である。育児子育て支援に目が向けられがちな少子化対策に関して、特に結婚適齢期未婚者の出会いや恋愛を後押しする施策に焦点をあてるものだ。

ここでは行政が主導して各地で行われている婚活イベントや男女の出会い支援事業を紹介しよう。恋愛や出会いの刺激や効率性・結果を重視した婚活業者とは異なり、行政の主導する婚活支援には純粋な出会いの場を住民に提供しようする姿勢が貫かれているだろう。

出会いを求めているなら、所属している自治体が主催する婚活サービスに目を向けてみるのもいいかもしれない。



行政主導の婚活支援:個々の選択と社会的ニーズのバランス


近年、行政主導の婚活支援が注目されていますが、その一方で「結婚を押し付ける」との批判もあります。愛媛県の「えひめ結婚支援センター」は、2015年にAIを活用した婚活支援事業を導入し、多くの結婚報告を受けています。

このシステムでは、利用者の行動履歴を分析し、条件に合致しない異性でも興味を持ちそうな相手を提案します。また、同じ検索条件にこだわりすぎる利用者に対しても柔軟なアプローチを促します。

その結果、お見合いの成立率や成婚者数が増加し、「条件と違っても良い人がいる」という事実を示しました。この成功例は「えひめ方式」として広く注目を集め、他の地域や国外でも同様のシステムが導入されています。

しかし、行政主導の婚活支援には税金が投入されており、「価値観の押し付け」といった批判もあります。愛媛県の岩丸裕建事務局長は、「結婚は個人の自由であり、強制するつもりはない」と述べています。センターには、自ら積極的に結婚を希望する人が多く、個々の選択を尊重しています。

また、地方では若い異性が不足している地域もあり、支援を希望する声もあります。しかし、行政の支援が一方的な「自己責任論」に繋がることも懸念されます。そのため、岩丸事務局長は、地域の事情やニーズに合わせて支援を提供することの重要性を強調しています。

結婚は個々の選択であり、行政が無理やり結婚を促すことはありません。しかし、地域の活性化や若者の出会いの場作りには、行政の支援が必要不可欠です。地域の特性やニーズに合わせて柔軟なアプローチを取り入れることが、持続可能な婚活支援の鍵となるでしょう。



八街市、オンライン婚活で出会いの機会提供


千葉県の八街市は、ビデオ会議システム「Zoom」を利用した婚活イベントを2020年12月13日に開催します。このイベントでは、男性の参加者は市内在住者に限定され、女性は市外からも応募可能です。新型コロナウイルスの影響で対面型のイベントが難しい状況下で、市内外の男女が出会える機会を提供します。

参加者は画面上で相手のプロフィルカードを見ながら、数分ずつ個別に会話をします。会話の内容や相手の印象などは市の職員が聞き取り、最終的なマッチングへとつなげます。イベントの開催時間は午後2時から4時で、男女それぞれ5人ずつの定員があります。参加費は無料で、申し込みは11月30日まで受け付けています。

八街市の担当者は、「オンライン婚活はマスクを着用せずに会話できる利点があります。この取り組みを新たな移住促進策の一環としても期待しています」と述べています。



新潟・長岡、オンラインで婚活イベント開催へ


新潟県長岡市の産学官金が主催する「ながおか・若者・しごと機構」が、オンラインでの婚活イベントを企画しました。対面での開催が難しい状況でも、自宅からウェブ会議システム「Zoom」を利用して参加することができます。これにより、出会いの場を提供し、婚活や地域定住をサポートします。

この企画は、婚活サービスを提供するトアイリンクスのムルーブ事務局が運営します。新潟市で初めてのオンライン婚活イベントとなります。イベントは2020年11月1日と15日の計4回開催され、対象はおおむね25~39歳の独身男女です。各回には男女それぞれ5人が参加できます。イベント当日は、まずZoom上で全体説明が行われ、その後グループ分けされて1対1での自己紹介タイムが設けられます。参加費は男性が1500円、女性が500円で、事前にZoomの使い方などを伝える講座も開催されます。



阿賀野市、婚活を支援する縁結びサポーター募集


新潟県阿賀野市では2020年2月、結婚を希望する人を支援するため、「縁結びサポーター」を募集しています。このサポーターは、独身の男女に市や近隣自治体が主催する恋活イベントやセミナーを案内するだけでなく、結婚に関するアドバイスも提供します。この取り組みは、市の人口減少対策の一環で行われており、「市民の幸せを願う愛のキューピッド」として、積極的な参加を呼びかけています。

縁結びサポーターは無償のボランティアで、市内在住または市内で働く20歳以上の人が対象です。サポーターには専用のバッジが与えられ、悩み相談だけでなく、結婚を望む独身男女への登録促進も行います。高齢者など、若者の力になりたいという思いを持つ人の参加も歓迎されています。

現在の縁結び会員登録者数は18人で、主に30代後半の会社員が多くを占めています。市は参加者の数を増やすため、会員も同時に募集しています。



秋田県、AIを活用した婚活支援で婚姻率改善を狙う


秋田県が県民向けの婚活支援システムに人工知能(AI)を取り入れました。112項目の設問に回答することで、AIが本人の価値観や性格に適した結婚相手を見つけ出します。高齢化が進む秋田県は、結婚率が全国最低となっており、この最先端技術を利用して若者の結婚を促進しようとしています。

秋田県や関連団体が設立した一般社団法人あきた結婚支援センターが、新しいシステムを導入し、20日から入会受付を開始します。これまでのシステムでは、自分のプロフィールや希望のタイプを登録し、窓口でパソコンを使って検索する形式でした。しかし、新システムではAIが相性の良い相手を見つけ出します。

この新システムでは、会員はスマートフォンやパソコンを使い、月に4人の紹介を受けられるほか、年収や学歴などによる検索で希望の相手を最大3人までリクエストすることができます。また、見合いの時間や場所の希望もシステムで調整され、見合い当日はクラウド電話サービスを使って相手と連絡を取ることができます。

入会登録料は1万円で、2年間利用できます。現在の会員のうち約9割が新システムに移行する予定です。さらに、秋田県は婚約カップルや新婚夫婦を対象に、商品やサービスの割引特典を提供する「あきた結婚応援パスポート(Aiskip)」制度を導入しました。この取り組みにより、婚姻率の改善と若者の県内定着を目指しています。



長野市、初の婚活ツアー開催!地域コミュニティ活性化への一石


長野市は2019年10月、近隣の市町村と手を組んで初めて婚活ツアーを開催します。このイベントでは、首都圏からの女性などと長野市に在住または在勤する独身男性が出会い、結婚や移住の機運を高めることを目指しています。晩婚化や少子化の進行に対応し、地域コミュニティの活性化を図る取り組みとして注目されています。

婚活ツアーの名前は「ナガノスタイルde縁結び」で、長野市や須坂市、千曲市などの8つの市町村が共同で実施します。開催日は10月12日から13日で、25歳から39歳までの独身者が対象です。男性は8つの市町村に在住または在勤している方に限られますが、女性はこの地域外からの参加も歓迎します。参加者は長野市や須坂市などの名所巡りや地元の食材を楽しむことができます。

さらに、ツアーの前には9月に男性向けの事前セミナーも開催されます。このセミナーには、8つの市町村に在住する25歳から39歳の独身男性が参加し、洋服の着こなし方などについて学ぶことができます。



愛の物語、都が後押し――夫婦100組の「なれそめ」を紹介


東京都が、都内在住・在勤・在学の夫婦から「なれそめ話」を募集し、100組分を選んで発信するプロジェクトが始動した。この取り組みは、結婚に至ったエピソードを共有することで、婚活中の若者らを励ますことを目的としている。

物語の応募期限は、「いい夫婦の日」である2019年11月22日までとされており、100~150字程度の短い物語をネットや郵送で受け付ける。応募には夫婦の写真の添付も必要とされる。選定委員には、モデルのわたなべ麻衣さんや早稲田大学の森川友義教授らが名を連ね、100組の物語を選ぶ。

選ばれた物語は専用サイト「TOKYOふたりSTORY」や、2020年2月22日に都内で開催される結婚応援イベントで紹介される予定だ。さらに、夫婦の写真をもとにイラストレーターの平松慶さんがイラストを制作し、希望者にプレゼントされる。



『男性限定婚活セミナー』- 本庄で開催、ホテルのプロが指南


2019年12月、埼玉県本庄市の埼玉グランドホテル本庄で、男性向けの婚活セミナーが開催されます。このセミナーでは、ホテルの婚礼事業担当者が講師として登壇し、女性が結婚において重視するポイントなどをわかりやすく解説します。この取り組みは埼玉県の「SAITAMA出会いサポートセンター」によるもので、男性限定のセミナーは初めての試みです。

対象は主に30代から40代の独身男性で、本庄市の男性未婚率が全国平均よりも高いことから、男性向けのセミナーを開催することになりました。申し込みは11月11日から25日まで受け付けられ、先着30人までが参加できます。



山形・慈恩寺で煌めく婚活花火イベント


山形県寒河江市にある慈恩寺では、2019年12月31日に「慈恩寺花火婚」が開催されます。このイベントは花火大会の実行委員会によって主催され、参加者が大会の運営を手伝うことで新たな出会いを楽しむことができます。通常の婚活イベントとは異なり、参加者は手伝いをする代わりに、2020年1月に開催される交流会への招待を受けることができます。

このイベントは、慈恩寺で行われる大晦日の花火大会にちなんでおり、カップルがこのイベントで誕生するという噂が広まっています。地域の活性化を図るため、市の職員らがアイデアを出し合って企画されました。参加者はイルミネーションの設置やチラシの配布などの活動に5時間参加し、その後は花火大会を楽しみながら新年の初詣を行います。



埼玉県、婚活支援に力を注ぎ新たな一歩を踏み出す


埼玉県は積極的な婚活サポート事業の強化に取り組んでいます。これには、男女が出会う機会を提供し、結婚を支援する「SAITAMA出会いサポートセンター」(通称・恋たま)の会員募集から1周年を祝うためのイベントやセミナーが含まれます。

2019年7月27日、埼玉会館(さいたま市)では、同センターの個人会員を対象に、好印象なプロフィールや写真の作成に関する助言が行われます。このイベントに参加できるのは、県内在住か在勤の20~40代の独身男女です。

昨夏から始まった会員募集は、2019年6月下旬時点で登録会員数が2千人を超え、532組のカップルが交際し、10組が結婚に向けて退会しています。これまでの成果を踏まえ、埼玉県は婚活支援に注力し、新たな一歩を踏み出します。



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