シアトル発、米大リーグのマリナーズで活躍する菊池雄星投手が、先発登板を一度回避することが、2019年6月1日(現地時間)にスコット・サービス監督から正式に発表されました。この決定は、疲労の蓄積が見られる菊池投手に対し、精神的、そして肉体的な充電が必要であるという監督の判断に基づいた計画的な措置であると説明されています。連戦が続く過酷なメジャーリーグのスケジュールを戦い抜くための、チーム側の賢明な配慮がうかがえますね。
サービス監督は、ロサンゼルス・エンゼルス戦の際に報道陣の取材に応じ、今回の先発回避は以前から考えていた計画の一環であると明かしました。メジャーリーグの投手は、日本とは異なり基本的に中4日で登板するローテーション(先発投手の登板順)を組みます。この過密日程の中で、心身ともに最高のパフォーマンスを維持するために、一時的な休息を与えることは長期的な活躍を見据えた上で非常に重要だと言えるでしょう。
もちろん、ファンとしては怪我ではないかという懸念もあるかと思いますが、ご安心ください。今回の回避は、肩や肘といった故障によるものではなく、負傷者リスト(IL:Injured List、怪我で一時的に試合に出られない選手が登録されるリスト)に入る必要はないということです。この点は、一安心できる明るいニュースですね。菊池投手自身もこの日、キャッチボールなどで調整を行い、「ここ2試合の出来だったり、疲れだったりを考慮してもらっての判断と思う」とコメントし、「打者にしっかり向かっていける状態をつくりたい」と、早期の復調に向けて前向きな姿勢を示しています。
実際、菊池投手は直近の登板でやや精彩を欠く内容が続いていました。前回5月30日の登板では、4回途中での降板となり、6失点を喫しています。さらにその前々回の登板でも、同じく4回途中でマウンドを降り、5失点と苦しい投球が目立ちました。特に、この2試合ではどちらも10安打を浴びており、球威や制球にわずかなズレが生じている可能性が指摘されていました。メジャーリーグの強打者を相手に、少しでもコンディションが万全でなければ、このような結果になるのは致し方ないことかもしれません。
SNS上でも、「ゆっくり休んでほしい」「菊池の好投が見たいから正しい判断」といった、チームと菊池投手の判断を支持する声が多く見受けられました。ルーキーイヤーで初めて経験するメジャーの長丁場と移動の多い日程、そしてプレッシャーは想像を絶するものがあるでしょう。今回の**「充電期間」は、彼の持ち味である力強いストレートと切れのある変化球を取り戻し、後半戦に向けて万全の体制を整えるためのポジティブな一歩になるに違いありません。具体的な復帰時期はまだ明らかにされていませんが、万全のコンディションでマウンドに戻ってくる菊池投手の快投**を期待して待ちましょう。