【2019年】神鋼社長が語る!自動車部品の軽量化とEV戦略:鉄鋼・アルミ両素材の強みを活かす未来

神戸製鋼所の山口貢社長が、自動車部材の開発における**「さらなる小型化、軽量化」への意欲を明確に示しました。同社は、2020年度(2021年3月期)までを目標に、鉄鋼事業やアルミ事業といった主要部門の組織を再編し、この分野への取り組みを一層強化していく方針です。自動車産業は、環境規制の強化や燃費向上、そして電気自動車(EV)の普及に伴い、車体や部品の軽量化に対する要求が非常に高まっています。

2019年5月下旬に横浜市で開催された車部品の展示会で取材に応じた山口社長は、神戸製鋼所が鉄とアルミという二大素材を両方扱えるという、同社ならではの強みを最大限に活用する考えを強調されました。展示ブースには、アルミを使用した軽量ボンネットや、鉄粉から製造されたEV(電気自動車)**用のモーター部品など、次世代のニーズに対応した金属製品が多数展示され、来場者の注目を集めていたようです。

一方で、自動車の軽量化というトレンドを背景に、**高機能樹脂(こうきのうじゅし)が金属の代替素材として急速に注目を集めています。高機能樹脂とは、一般的なプラスチックよりも耐熱性や強度、耐久性といった性能が格段に優れている素材のことです。特に軽量性という点では金属素材よりも有利になるケースが多く、山口社長も「樹脂は、(神鋼が主力とする金属の競合素材としての)脅威がある」と、ライバル素材の台頭に対する警戒感を正直に示されました。

しかしながら、この状況は、逆に「鉄とアルミの二刀流」**を持つ神戸製鋼所にとって、差別化を図る大きなチャンスだと私は考えます。単に軽さを追求するだけでなく、安全性やコスト、複雑な形状への対応など、求められる機能に応じて最適な素材(鉄、アルミ、あるいはそれらを組み合わせたもの)を提案できる総合力が、今後の自動車メーカーとのビジネスにおいて決定的な強みとなるでしょう。SNS上でも、「神鋼のボンネットはデザインがカッコいい」「EVモーターの技術は期待大」といった好意的な反響が見られ、同社の技術力に対する期待感が高まっています。

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