金価格が6年ぶり高値を更新!いま注目すべき「金関連投資信託」ランキングと賢い選び方

世界経済の先行きに不透明感が漂うなか、実物資産としての輝きを放つ「金」への注目がかつてないほど高まっています。2019年07月上旬、ニューヨークの金先物相場は約6年ぶりという高値を記録しました。米中貿易摩擦の激化による景気減速への警戒感から、リスクを避けるための「安全資産」として金を買う動きが世界的に加速しているためです。

こうした状況を受け、SNS上でも「資産の一部を金に振り向けたい」「金投資の始め方が知りたい」といった声が相次いでいます。投資家たちの熱い視線が注がれるなか、今回は金に関連する投資信託(ファンド)の純資産額をランキング形式でまとめました。投資信託は少額からプロに運用を任せられる仕組みであり、初心者の方でも手軽に金市場へ参入できるのが大きな魅力でしょう。

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金価格と連動する「ダイレクト派」が純資産額トップを独占

ランキングの頂点に君臨したのは、圧倒的な支持を集める「三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)」です。このファンドは、東京証券取引所に上場している「純金上場信託」というETF(上場投資信託)に投資する仕組みを採用しています。ETFとは株式と同じように市場で売買できる投資信託のことで、機動的な運用が可能になるというメリットがあります。

特筆すべき点は、この投資対象が「現物の金」という裏付けを持っていることです。国内の取引所における金価格の動きをダイレクトに反映するため、金そのものを持っているような安心感を得られるでしょう。価格変動が分かりやすく、金相場の上昇メリットをストレートに享受したいと考える多くの個人投資家から、2019年07月11日現在において厚い信頼を寄せられています。

ハイリスク・ハイリターンを狙うなら「産金株」への投資も選択肢

一方で、ランキングの上位には「ブラックロック・ゴールド・ファンド」や「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンA」といった異なる毛色の商品も食い込んでいます。これらは金そのものではなく、金の採掘や精錬を行う企業の「株式」を主な投資対象とするものです。金価格の変動に連動する性質を持ちながらも、企業業績や株式市場の影響を強く受ける点が特徴的です。

いわゆる「産金株」は、金価格が1%上昇した際に、それ以上の幅で株価が跳ね上がる傾向にあります。これはレバレッジ効果(てこの原理)に近い働きをするため、相場の上昇局面では大きな収益が期待できるでしょう。ただし、下落時のインパクトも相応に激しくなるため、ある程度の投資経験がある中級者以上の方に向いている攻めのスタイルだといえます。

編集者の眼:不確実な時代こそ「ポートフォリオの守護神」を

筆者の見解としては、現在の世界情勢を鑑みると、金関連の商品は資産を守るための「保険」として極めて重要な役割を果たすと考えています。金は通貨と異なり、それ自体に価値があるため、インフレや地政学的リスクに強いという特性があります。投資のすべてを金に投じるのではなく、資産全体の5%から10%程度を組み入れることで、安定感が増すはずです。

2019年07月11日時点の市場環境において、どのタイプを選ぶかは皆さんのリスク許容度次第といえます。着実に価格変動を追いかけたいなら「三菱UFJ」のような金価格連動型を、市場の勢いに乗って大きな利益を狙いたいなら「ブラックロック」のような産金株型を選ぶのが賢明です。この好機に、ご自身のポートフォリオを改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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