新潟県が誇る美食の数々が、今まさに世界中の食卓を彩っています。2019年07月10日に県が発表した最新のデータによると、2018年度の農林水産物輸出量は前年度から18%も増加し、4903トンという驚異的な過去最高記録を樹立しました。金額ベースでも9億4000万円に達しており、新潟ブランドの国際的な評価がかつてないほど高まっていることが伺えます。
今回の躍進を力強く牽引したのは、やはり新潟の代名詞とも言える「コメ」の存在です。全輸出量の約9割を占めるお米は、アジア諸国を中心に絶大な支持を集めています。SNS上でも「海外の日本食レストランで食べる新潟米は格別」「ツヤと甘みが全然違う」といった声が目立っており、現地のグルメな消費者の心をしっかりと掴んでいる様子が伝わってきますね。
香港・シンガポールが熱狂!現地飲食店に広がる新潟米の輪
輸出先を国・地域別に見ると、香港とシンガポールの2拠点で全体の約6割を占めるという集中型の盛り上がりを見せています。香港向けは1512トン、シンガポール向けは1237トンに達し、いずれも20%前後の大幅な伸びを記録しました。また、台湾も516トンと着実に数字を伸ばしており、アジア圏における新潟ブランドの信頼性は不動のものになりつつあるでしょう。
なぜここまでお米の需要が伸びているのでしょうか。新潟県食品・流通課の分析によれば、現地で日本米を導入する飲食店の「裾野」が大きく広がっていることが要因だそうです。ここで言う裾野とは、一部の高級店だけでなく、一般の人が利用するカジュアルなレストランまで日本米の利用が浸透したことを指します。本物の味を求める層が確実に増えているのは、非常に喜ばしい傾向ですね。
一方で、コメ以外の品目にも注目すべき変化が現れています。特に牛肉や鶏肉といった「畜産物」の輸出量は前年比25%増の384トンと、目覚ましい成長を遂げました。シンガポールではとろけるような食感の和牛が、ベトナムでは品質の高い鶏肉が人気を博しており、米どころ新潟が「総合食品供給基地」として世界に認知され始めていることが分かります。
編集者の視点から言わせていただければ、この成功は単なるブームではなく、新潟県が長年培ってきた「品質へのこだわり」が結実した結果だと言えます。食の安全意識が高まる東南アジアにおいて、新潟産というだけで一種のステータスになるのは誇らしいことです。今後は、この勢いを維持しながら、まだ開拓の余地がある欧米市場へどうアプローチしていくのか、その戦略に期待が膨らみます。
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