大河ドラマ「麒麟がくる」放送目前!岐阜の英雄・斎藤道三の「道三塚」が装いも新たに公開

戦国時代の風雲児として知られる「美濃の蝮」こと斎藤道三。その魂が眠る「道三塚」において、風雨から石碑を守るための銅板屋根を配した「覆屋(おおいや)」が新たに設置されました。2019年07月17日には岐阜市内で華やかな除幕式が執り行われ、歴史ファンや関係者の熱い視線が注がれています。

今回、この大切な史跡が美しく整備された背景には、2020年から放送が開始されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の存在があります。この作品は、道三にその才能を見出され、後に歴史を揺るがすこととなる明智光秀の波乱に満ちた生涯を描く物語です。主役の光秀にとって道三は主君であり、義父でもある極めて重要な人物といえるでしょう。

ドラマの放映を控えた地元・岐阜市内では、彼らゆかりの史跡を再整備しようという機運が急速に高まっています。SNS上でも「道三の墓が綺麗になって嬉しい」「ドラマが始まる前に聖地巡礼に行きたい」といった喜びの声が続々と上がっており、放送開始に向けて地域全体が活気に包まれている様子が伝わってきます。

新設された「覆屋(おおいや)」とは、貴重な文化財や史跡を雨風による風化から保護するために、建物を覆うようにして建てられる施設を指します。いわば、歴史の記憶を次世代へ繋ぐための「守り神」のような存在です。これまで剥き出しだった石碑が屋根に守られる姿は、まさに名将に相応しい威厳を放っているのではないでしょうか。

管理を担う岐阜市は、今回の整備を皮切りとして、岐阜城跡の発掘調査などもさらに加速させる方針を打ち出しています。これまでの定説に縛られない「最新の道三像・光秀像」を学術的に探求していくとのことで、歴史研究の側面からも大きな期待が寄せられています。ドラマと研究の両輪で、彼らの真実の姿が解き明かされる日が待ち遠しいものです。

編集者である私個人としても、今回の動きは非常に素晴らしい試みだと感じております。単なるドラマの盛り上げに留まらず、地域の誇りである歴史的価値を再認識し、それを守り伝える姿勢は、文化の継承において極めて重要です。屋根が新調された道三塚を訪れることで、戦国乱世を生き抜いた男たちの志に、より深く思いを馳せることができるはずです。

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