世界を代表するIT巨人、マイクロソフトが驚異的な快進撃を続けています。2019年07月18日に発表された最新の決算資料によれば、2019年04月から2019年06月期における純利益は、なんと前年と同じ時期に比べて49%も跳ね上がり、131億8700万ドルに達しました。日本円に換算すると約1兆4100億円という、まさに天文学的な数字が叩き出されています。
売上高についても目を引くものがあり、前年同期比で12%増となる337億1700万ドルを記録しました。利益、売上ともに四半期ベースで過去最高を塗り替える形となり、市場の予想を大きく上回る結果となっています。かつてのWindows一辺倒だった時代から、完全に脱皮した新しいマイクロソフトの姿がここにはあります。SNS上でも「もはや無敵の状態ではないか」といった驚きの声が広がっています。
この歴史的な好業績を牽引している主役は、何といっても「クラウドサービス」の躍進に他なりません。特に企業向けのインフラ基盤である「Azure(アジュール)」の需要が爆発的に高まっています。クラウドとは、自社で物理的なサーバーを所有せずに、インターネット経由でデータ処理やストレージを利用する仕組みを指します。この分野での成功が、同社の収益構造を劇的に変化させました。
一方で、家庭用ゲーム機の販売については勢いが鈍化しているという側面も見受けられます。しかし、そうしたハードウェアの落ち込みを、クラウド事業の圧倒的な成長が易々とカバーしている点は注目に値するでしょう。一度契約すれば定額の料金が入り続ける「サブスクリプション」形式のビジネスモデルが強固に確立されており、これが安定した利益の源泉となっているのです。
編集部としての視点ですが、マイクロソフトの真の強さは、自らの成功体験を捨ててまで「クラウド・ファースト」へと舵を切った経営判断にあると感じます。多くの企業が過去の遺産に固執して衰退する中、これほどの大企業が柔軟に変化し、再び世界の頂点に返り咲いたことは驚嘆に値します。今後もデジタル変革のリーダーとして、私たちの働き方や生活をさらに豊かに変えてくれることを期待せずにはいられません。
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