2019年問題「卒FIT」を乗り切る!神奈川県が太陽光買取・蓄電池業者の比較リストを公開へ

神奈川県にお住まいで、屋根に太陽光パネルを設置されている皆様にとって、非常に重要なニュースが舞い込んできました。県は2019年07月23日、家庭で発電した電気のうち、使い切れずに余った分を買い取ってくれる民間企業や、蓄電池の設置を請け負う業者の情報をまとめた「特選リスト」を作成する方針を固めたのです。

なぜ今、このような取り組みが必要なのでしょうか。その背景には、2019年11月から順次スタートする「固定価格買い取り制度(FIT)」の期間満了、いわゆる「卒FIT」という大きな節目が存在します。この制度は、再生可能エネルギーの普及を目的として、国が一定期間、高い単価で電力の買い取りを保証する仕組みを指しています。

これまで当たり前のように電力会社が電気を買ってくれていた幸せな期間が終わりを迎えることで、多くの利用者が「この先、電気をどうすればいいのか」という岐路に立たされています。SNS上でも、「売電価格が急落して大損するのでは?」「蓄電池は高い買い物だから失敗したくない」といった、将来への不安や戸惑いの声が数多く投稿されている状況です。

こうした県民の悩みを解消すべく、神奈川県は2019年08月末を目処に、県の公式サイト上へ詳細な比較リストを掲載する予定です。このリストには、1キロワット時あたりの具体的な買い取り価格だけでなく、自家消費に欠かせない蓄電池の設置費用なども網羅される見通しとなっており、納得感のある選択を強力にバックアップしてくれます。

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賢い選択でエネルギーの自給自足へ!編集部が注目する「卒FIT」の歩き方

私は今回の神奈川県の施策について、単なる情報提供以上の大きな価値があると考えています。自治体が窓口となって信頼できる企業の情報を整理してくれることは、悪質な訪問販売などのトラブルを未然に防ぐ防波堤になりますし、何より私たちのエネルギーに対する意識をアップデートする絶好の機会になるからです。

「卒FIT」を迎えるにあたって、選択肢は大きく分けて2つあります。一つは、少しでも条件の良い新たな売電先を探して契約を切り替えること。もう一つは、蓄電池を導入して「自分で作った電気を自分で使う」自家消費型へのシフトです。電気代の高騰が懸念される昨今、非常時の備えにもなる自家消費は、非常に理にかなった選択と言えるでしょう。

これまでは「売って稼ぐ」ことが太陽光発電の主な目的でしたが、これからは「賢く貯めて使う」時代へと本格的に移行していきます。県が提供する最新のリストを羅針盤にして、2019年11月からの新しい生活スタイルをじっくりと検討してみてはいかがでしょうか。自分たちの暮らしに最適なエネルギーの形を見つけるチャンスが、すぐそこに届いています。

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