【衝撃作】ナマコの生態から調理法まで?!竹内薫氏が語る絵本『ナマコ天国』がシュールすぎると話題に

2019年06月06日、書評コーナー「目利き」において、サイエンス作家である竹内薫氏が紹介した一冊の絵本が、一部の界隈をざわつかせています。その名も『ナマコ天国』。タイトルだけ聞けば、海底でのんびりと暮らすナマコたちのファンタジーかと思われるかもしれません。しかし、竹内氏が「衝撃的な絵本」と評するように、その中身は私たちの想像を遥かに超えるリアリズムに満ちているのです。なんとこの絵本、ナマコの生態のみならず、その「調理法」まで詳しく描かれているというのですから驚きを隠せません。

通常、子供向けの絵本において、主人公である生き物が「食材」として扱われる展開はタブー視されがちです。しかし本書では、棘皮動物(きょくひどうぶつ)としての不思議な生態を科学的に解説した直後に、酢の物などにして美味しくいただく方法が紹介されている模様です。ちなみに棘皮動物とは、ウニやヒトデのようにトゲのある皮膚を持つ動物のグループを指しますが、彼らの体の構造を知った上で「どう食べるか」まで踏み込む構成は、まさに食育の究極系と言えるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

SNSでも「トラウマ級」と「良書」の声が交錯

インターネット上の反応を見てみると、SNSでは早速このユニークすぎる絵本に対する感想が飛び交っています。「絵本で調理法まで載せるのはロックすぎる」「子供に読み聞かせたら、ナマコを見る目が変わりそう」といった驚きの声が多く見受けられました。一方で、「生き物が食べ物になる過程を隠さない姿勢は素晴らしい」「大人が読んでも生物学の入門として楽しめそう」という称賛の声も上がっており、単なる「キワモノ」ではなく、質の高い科学絵本として受け入れられつつあるようです。

「かわいそう」を超えた先にある科学の視点

私個人の見解としては、こういった「綺麗事だけではない絵本」こそ、今の時代に必要だと強く感じます。私たちは普段、スーパーに並ぶ切り身や加工品を見るだけで、その背後にある「生命」を意識する機会が減っています。ナマコの不思議な生態愛でた後に、それを命としていただく。その一連の流れを淡々と、しかしユーモアを交えて描くことは、最高のサイエンス・コミュニケーションではないでしょうか。竹内薫氏がこの本をピックアップした慧眼(けいがん)には、改めて感服させられます。

これからの季節、海辺へ遊びに行く機会も増えることでしょう。もし磯遊びでナマコを見つけたら、ぜひこの『ナマコ天国』の内容を思い出してみてください。彼らが単なる「グロテスクな生き物」ではなく、複雑な生態を持ち、かつ私たちの食卓を彩る貴重な存在であることに気づくはずです。大人も子供も、固定観念をひっくり返されるこの一冊、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました