日経平均が令和最大の急落!米中貿易摩擦「第4弾」の激震と投資家が注目する逆行高銘柄の正体

2019年08月02日の東京株式市場は、投資家にとって驚きを隠せない一日となりました。日経平均株価が非常に激しく値を下げ、令和に入ってから最も大きな下げ幅を記録したのです。市場を襲ったこの嵐の引き金となったのは、アメリカのトランプ大統領が中国に対して放った、追加関税の「第4弾」を09月にも発動するという電撃的な表明でした。

このニュースが伝わると同時に、世界経済の行く末を案じる声が急速に高まり、マーケットには緊張が走りました。投資家の間では「安全な資産」を求める動きが強まり、その結果として急激な円高が進行しています。円の価値が上がる「円高」は、輸出を主力とする日本のメーカーにとっては利益を圧迫する要因となるため、株価をさらに押し下げる二重苦となったのでしょう。

アジア各国の株式市場も連鎖的に値を下げており、一時は心理的な節目とされる2万1000円の大台を割り込む場面も見受けられました。SNS上では「どこまで下がるのか予測がつかない」「連休を前に手仕舞いした方がいいのか」といった困惑の声が溢れています。こうした市場のパニック的な反応は、米中という二大巨頭の衝突が、いかに日本経済に直結しているかを物語っているはずです。

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混迷する市場で輝く「好決算銘柄」の底力

しかし、こうした全面安の展開においても、すべての企業が沈んでいるわけではありません。カシオ計算機やイビデンといった、事前に素晴らしい業績(好決算)を発表していた銘柄には、価格が下がったタイミングを狙って買いを入れる「押し目買い」が活発に入りました。相場全体が冷え込む中で、自らの実力で株価を上昇させる「逆行高」の動きは、まさに圧巻と言えます。

「押し目買い」とは、株価が一時的に下落した際、将来的な回復を見込んで割安なうちに購入する手法を指します。投資家は単にニュースに踊らされるのではなく、企業の真の価値を冷静に見極めようとしているのかもしれません。編集者としての私の視点では、マクロ経済の動向に一喜一憂しつつも、最後は「稼ぐ力」を持つ企業が評価されるという市場の健全さを感じております。

2019年08月03日現在、米中摩擦の出口は見えず、しばらくは波乱の展開が続くことが予想されるでしょう。ただし、こうした苦境こそが、本当に投資価値のある企業をあぶり出す絶好の機会になるとも考えられます。今後の交渉の行方や、企業が発表する最新の数字から目が離せません。一歩引いた視点で、冷静にこの歴史的な局面を見守っていくことが、今私たちに求められている姿勢ではないでしょうか。

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