東京パラ期待の星!兎沢朋美選手が語る急成長の秘密と素顔の10項目

2019年に入り、パラ陸上界で凄まじい躍進を遂げているのが、日本体育大学に所属する20歳の兎沢朋美選手です。2019年6月には走り幅跳びで今シーズン世界ランキング3位に相当する好記録をマークしました。長年取り組んできたトレーニングが実を結んだことに加え、義足と足を繋ぐ「ソケット」と呼ばれる重要なパーツの適合問題が解消されたことが、この急成長を支えているようです。

さらに彼女は、100メートル走でも自己ベストを0.5秒以上更新するアジア新記録を樹立しています。この飛躍の背景には、パラリンピック金メダリストであるハインリッヒ・ポポフコーチによる熱心な指導がありました。世界を知るコーチの存在は、技術面だけでなく日常生活における義足の使い方に至るまで、彼女の意識を劇的に変えるきっかけとなったのでしょう。

SNS上では「世界ランク3位なんて凄すぎる!」「ポポフコーチとのタッグは最強」「東京大会でのメダルが本当に楽しみ」といった期待の声が次々と上がっています。ポポフ氏は練習中のみならず、歩き方ひとつにも細かく目を配り、彼女が抱く些細な疑問にも即座に回答してくれるため、迷いなく次のステップへ進めていることが伺えます。

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スポーツの原点と意外な素顔

幼少期から水泳やゴルフに親しんでいた彼女ですが、小学5年生の時に骨肉腫を患い、左足を切断するという大きな転機を迎えました。それでもスキーを義足で続けるなど、運動への情熱が絶えることはありませんでした。パラ陸上には中学2年生で出会いましたが、現在のような本格的な競技生活は大学入学後にスタートさせたというから驚きです。

プライベートでは映画鑑賞が趣味で、最近は『アラジン』の結末に深く感動したそうです。また、憧れの芸能人には石原さとみさんを挙げるなど、普通の女子大学生らしい一面も持っています。一方で、どうしても克服できないのが牛乳の匂いだそうで、生後間もない頃から今に至るまで、どうしても口にすることができないという意外な弱点も明かしてくれました。

競技中の「勝負めし」についても独特なこだわりがあります。走り幅跳びは競技時間が長く体力の消耗が激しいため、試合中にはチョコレートを食べてエネルギーを補給しているのです。特にコンビニエンスストアで購入できる、手に付きにくいビター系のタイプを愛用しており、集中力を切らさないための工夫が感じられます。

自身の性格を「あがり症」と分析し、実は試合が早く終わってほしいとさえ思うこともあるという彼女ですが、その根底には人一倍強い「負けず嫌い」な精神が流れています。2016年のリオデジャネイロ大会で、大学の先輩である重本沙絵選手が銅メダルを獲得した瞬間を現地で目撃した経験が、今の彼女を突き動かす大きな原動力となっているに違いありません。

2020年の東京パラリンピックに向けて、「メダルが欲しい」と力強く目標を語る兎沢選手。現在はまだ上位選手の背中を追う立場ではありますが、着実にその差を縮めている彼女の姿を見れば、表彰台で輝く姿を想像せずにはいられません。日本中が注目する大舞台で、彼女がどのようなジャンプを見せてくれるのか、今から目が離せません。

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