日本経済の現在地を占う重要な指標が発表されました。日本経済研究センターが2019年08月08日に公表した、民間エコノミストたちによる経済見通し「ESPフォーキャスト」の結果によれば、2019年04月01日から2019年06月30日までの実質国内総生産(GDP)は、前期と比較して年率換算で0.25%の増加となる見込みです。
GDPとは「国内総生産」の略称で、一定期間内に国内で新しく生み出されたモノやサービスの付加価値の合計を指します。いわば国の経済力の体温計のような存在です。前回の調査時点では0.17%の減少と予測されていたため、今回の結果はマイナス成長の懸念を跳ね除け、景気が持ち直していることを明確に示唆しています。
今回の予測が上方修正された背景には、私たちの生活に密着した「個人消費」や、企業が将来に向けて行う「設備投資」が非常に堅調に推移していることが挙げられるでしょう。前月までの弱気なムードを打ち消すような力強いデータに、専門家たちの視線もポジティブな方向へとシフトしつつあるようです。
SNS上でもこのニュースは大きな関心を集めており、「消費増税を前に、意外と景気が粘っている」「設備投資が盛んなのは企業が未来に投資している証拠だ」といった前向きな意見が目立ちます。一方で、「実感が伴わない」という切実な声も散見され、マクロ経済の数字と市民感覚の乖離が改めて浮き彫りになっています。
編集者の視点から見れば、この0.25%という数字は決して大きな跳ね上がりではありません。しかし、世界経済が不安定な波にさらされる中で、内需がしっかりと下支えをしている点は高く評価すべきです。日本経済がこのまま底堅さを維持できるのか、今後の動向から片時も目が離せない状況が続いていくでしょう。
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