【2019年バスケW杯】日本代表「黄金時代」の幕開け!八村塁・渡邊雄太・ファジーカスの「ビッグ3」が世界を驚かせる

2019年08月31日、いよいよ中国でバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)の火蓋が切って落とされます。日本代表にとっては実に13年ぶりとなる大舞台を前に、ファンの熱気は最高潮に達しているようです。SNS上では「今の日本なら歴史を変えられる」「八村選手のプレーから目が離せない」といった期待に満ちた投稿が相次いでおり、これまでにないほど大きな注目が集まっていることが伺えます。

今回の日本代表がこれほどまでに期待される最大の理由は、間違いなく「ビッグ3」の存在にあります。米プロNBAのウィザーズで活躍する八村塁選手、昨季グリズリーズでNBAデビューを果たした渡邊雄太選手、そして帰化選手のニック・ファジーカス選手という、日本バスケ史上最強の布陣が整いました。この3人がコートに並ぶ姿は、まさに日本のバスケットボールが新しい時代に突入したことを象徴しているかのようです。

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世界基準の「高さ」と「機動力」で弱点を克服

これまでの日本代表にとって、国際舞台での最大の壁はゴール下での「高さ」と「パワー」の不足でした。しかし、203センチの八村選手、206センチの渡邊選手、210センチのファジーカス選手が揃ったことで、その弱点は克服されつつあります。特にファジーカス選手は「帰化選手」として、日本国籍を取得して代表に加わった救世主です。彼の圧倒的な得点能力とリバウンドは、チームに劇的な安定感をもたらしました。

21歳にしてチームの大黒柱となった八村選手は、2019年08月12日に行われたニュージーランドとの強化試合でも、一人で35得点を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露しました。彼は単に背が高いだけでなく、相手の守備を置き去りにするスピードと、正確なシュート力を兼ね備えています。まさに「規格外」という言葉が相応しい活躍で、彼がボールを持つたびに会場は大きな歓声に包まれています。

ここで注目したいのが、日本が目指す「速攻」のスタイルです。リバウンドと呼ばれる、シュートが外れたボールを拾うプレーにおいて、長身の八村選手や渡邊選手が自らボールを奪い、そのまま相手ゴールへ駆け上がる機動力は世界でも脅威となるでしょう。ボールと人が連動して素早く動く、現代バスケの理想形を体現しようとしている姿には、編集部としても大きな可能性を感じずにはいられません。

立ちはだかる世界の壁と司令塔の再編

もちろん、世界への道は決して平坦ではありません。世界ランキング48位の日本が1次リーグで激突するのは、トルコ(17位)、チェコ(24位)、そして世界ランク1位で大会2連覇中のアメリカという強豪ばかりです。これまで日本はW杯で欧米のチームから勝利を挙げたことがなく、ラマス・ヘッドコーチも「まずはヨーロッパのチームに1勝すること」を目標に掲げ、細部まで徹底した準備を進めています。

チームにとって懸念材料となるのが、司令塔であるポイントガード(PG)の不在です。抜群のスピードを誇るエースの富樫勇樹選手が、右手指の骨折により離脱を余儀なくされました。PGとは、攻撃を組み立てるチームの司令塔の役割を指しますが、この痛手をどう埋めるかが鍵となります。そこで期待されているのが、ベテランの篠山竜青選手や、本来は得点役のシューティングガードである田中大貴選手の起用です。

192センチの長身を誇る田中選手をPGとして起用するプランは、世界の大型ガードに対抗するための秘策でもあります。守備に定評のある彼が、2メートル近い相手選手の攻撃を封じ込めることができれば、日本の勝機は一気に広がるはずです。2019年08月14日の試合でようやく「ビッグ3」が同時出場を果たしたばかりですが、本番までの残り少ない実戦で、どこまでチームの成熟度を高められるかに注目が集まります。

編集部としては、今回のW杯は単なる順位争い以上の意味を持っていると考えています。自国開催の東京五輪を翌年に控え、世界を相手に「日本のバスケはここまで通用する」という証明を期待したいところです。32チームに拡大された今大会、12人の精鋭たちがコートで躍動し、日本バスケの歴史を塗り替える瞬間を、私たちは目撃することになるでしょう。頑張れ、日本代表!

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