厳しい暑さが続く2019年08月16日、今週も消費者のリアルな動向を反映した最新のヒット商品が明らかになりました。2019年08月04日から2019年08月10日までの期間、全国の小売店から集計された「日経POS情報」に基づき、今まさに売れているアイテムを分析します。POS情報とは、レジで商品が販売された瞬間の実績データのことで、統計的な流行を把握するのに最適な指標と言えるでしょう。この一週間は、渇きを癒やす飲料や、暑さを吹き飛ばす刺激的な味が注目を集めました。
喉を潤す至福の一杯!飲料部門を制した「本物志向」のトレンド
飲料部門で圧倒的な首位に輝いたのは、伊藤園の「TEAs’ TEA NEW AUTHENTIC 生オレンジティー」です。生のオレンジスライスを紅茶と一緒に抽出する独自の製法が話題を呼び、SNSでも「本物の果実感がすごくてリフレッシュできる」といった絶賛の投稿が相次いでいます。アサヒ飲料の「三ツ矢 くちどけマンゴーミックス」が2位に続くなど、フルーティーで爽快な飲み口が、猛暑に苦しむ人々の心をがっちりと掴んでいるようです。
一方で、健康への意識もランキングに色濃く反映されています。3位にはサントリービールの「からだを想うオールフリー」がランクインしており、内臓脂肪を気にする層から熱い支持を集めているのかもしれません。キリンビバレッジの「午後の紅茶 おいしい無糖」や、サントリー食品インターナショナルの「クラフトボス ミルクTEA」といった定番ブランドも上位をキープしました。甘すぎないスッキリとした後味が、ビジネスシーンでも重宝されている理由ではないでしょうか。
刺激と癒やしのマリアージュ!食卓を彩る2019年夏の主役たち
お菓子部門では、おつまみとしても優秀な「亀田の柿の種 ごま油香る黒胡椒味」が1位を奪取しました。ビールが進む刺激的な味付けは、夏休みの晩酌需要にぴったりですね。また、江崎グリコの「プリッツ<旨サラダ>」といった安定の人気商品に加え、ロッテからは「チョコパイスペシャルパック<贅沢和栗のモンブラン>」が登場しました。まだ暑い盛りですが、早くも秋の味覚を先取りしたいと願うスイーツファンを、その濃厚な風味で虜にしています。
涼を求める人々に選ばれた冷凍食品では、ハーゲンダッツの「ミニカップ エスプレッソミルク」がトップに立ちました。濃厚なミルクとほろ苦いコーヒーの組み合わせは、まさに大人のための贅沢な休息と言えます。一方、2位の「明治 エッセルスーパーカップ クッキーバニラ」は、圧倒的なボリューム感と安心感のある美味しさで、幅広い世代に愛されています。冷凍庫に常備しておきたい逸品として、不動の地位を築いていると言っても過言ではありません。
食品全体を見渡すと、日清食品の「カップヌードル 四川麻辣よだれ鶏味」が大きな注目を集めています。2019年のトレンドである、痺れる辛さの「麻辣(マーラー)」を全面に押し出した一杯で、山椒の刺激が食欲を加速させるのです。ネット上では「この辛さが癖になる」という声が溢れ、辛いものを食べて夏を乗り切ろうという意欲が感じられます。また、家庭用品では資生堂の高級美容液がランクインしており、日差しによるダメージをケアしたい切実な願いが透けて見えます。
編集者としての視点では、今回の首位である生オレンジティーの「本物志向」に今の時代の空気を感じます。単なる香料ではない、素材の瑞々しさを追求する姿勢が、舌の肥えた現代人を満足させているのでしょう。暑さ対策とプチ贅沢を両立させたいという、消費者の素直な欲望がランキングから浮かび上がってきました。2019年の夏はまだ終わりませんが、これらのヒット商品を手に取ることで、少しでも快適で豊かな時間を過ごせるはずです。来週はどのようなトレンドが生まれるのか、今から楽しみで仕方がありません。
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