2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を目前に控え、愛知県小牧市にある市民団体「国際児童画協会(IKA)」が、スポーツの楽しさと仲間への思いやり、友情の大切さを描いた素敵な絵本を制作されました。その名も「南の島のドリ太」です。この絵本は、小さなヤドカリが主人公となり、マラソン大会というスポーツを通じて心の成長を遂げ、人との絆を学んでいく感動のストーリー展開となっています。
絵本の制作には、画家の西川直見代表が物語を執筆し、IKA事務局でグラフィックデザイナーとして活躍されている多和田忍さんが心温まる挿絵を担当されました。特に、主人公のヤドカリは、成長に伴って新しい貝殻を見つけ、より大きな自分へと進化していく存在です。西川代表は、「ヤドカリのように、この絵本を手に取った子どもたちが、新しい発見を通じて健やかに成長することを願って制作しました」と、作品に込めた熱い想いを語っていらっしゃいます。
国際児童画協会(IKA)は、1991年の設立以来、子どもたちの描く絵を通じて世界各国との交流を深める活動を続けており、これまでにも自然保護や動物愛護といったSDGsに通じるテーマの絵本を約10作品も手掛けてきた実績があります。このような地道な活動は、子どもたちの国際理解と社会貢献の意識を高める上で、非常に意義深いことだと筆者は考えます。
2019年5月に完成したばかりの「南の島のドリ太」は、巻末に英語を併記しており、まさに世界の子どもたちに届くよう工夫されています。現在、1000部が制作され、活動協力金として1冊あたり2,000円を寄付された方へ絵本が贈られる仕組みです。さらに、今後はベトナム語版や中国語版など、多言語展開も予定されており、国内だけでなく海外への発信も強化されていく計画です。
SNSでは、「ヤドカリを主人公にする着眼点が素晴らしい」「スポーツを通じて思いやりを学ぶのは、東京五輪の理念にもぴったり」「多言語対応は国際交流に役立つ」といった、絵本に対する期待や共感の反響が多数見受けられます。また、県内・県外での朗読会も検討されており、多くの子どもたちが直接、この心温まる物語に触れる機会が増えるでしょう。この素晴らしい取り組みは、東京五輪・パラリンピックを契機に、世界へと広がる友情の輪を広げる大きな力となるに違いありません。絵本に関するお問い合わせは、IKA事務局(電話:0568-77-2375)までお願いいたします。
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