2019年6月8日、千葉県成田ゴルフクラブ(7151ヤード、パー72)で開催されている「マスターカード・ジャパン選手権」は、大会2日目を終え、米シニアツアーで10勝を誇るベテラン、スコット・マキャロン選手(アメリカ合衆国)が鮮やかに単独首位に浮上し、大きな注目を集めています。初日の出遅れを挽回するかのような圧倒的なプレーを見せ、この日は6バーディー、1ボギーの「67」をマークしました。通算成績を8アンダーの136とし、後続を突き放す態勢を築き上げているのです。
シニアツアーは、レギュラーツアーでの実績や円熟したテクニックを持つ40代後半から50歳以上の選手たちが鎬を削る舞台であり、その経験値と安定感はレギュラーツアーとは異なる魅力があります。その中で、マキャロン選手が見せたこの日のゴルフはまさに圧巻でした。ピンポイントを攻める正確なショットと、勝負どころで確実に決めるパッティングが噛み合い、ギャラリーを魅了しています。週末に向けて、この勢いをどこまで維持できるかに期待が高まるでしょう。
マキャロン選手を猛追するのは、同じくアメリカ合衆国の実力者であるカーク・トリプレット選手です。トリプレット選手は首位とわずか1打差の2位につけており、最終日の激しい優勝争いが予想されます。また、日本勢も奮闘しており、特に元賞金王の伊沢利光選手は、この日「70」とスコアをまとめ、通算5アンダーの7位へと順位を大きく上げてきました。伊沢選手の経験に裏打ちされた粘り強いプレーは、上位進出に向けて大きな武器となるでしょう。
一方、米山剛選手も通算3アンダーの13位と、上位争いに踏みとどまっています。しかし、初日に首位に立っていたケン・タニガワ選手(アメリカ合衆国)は、この日「77」と大きく崩れてしまい、通算2アンダーの18位タイへと後退する波乱もありました。日本期待の深堀圭一郎選手も同じく18位タイとなっており、週末の巻き返しが求められます。このようなベテラン選手たちの浮き沈みこそが、シニアツアーの奥深さであり、最後まで目が離せない展開を作り出しているのです。
さらに異色の参戦者として注目を集めているのが、元米大リーグ(MLB)投手の長谷川滋利選手です。この日は「73」で回り、通算10オーバーの66位という結果になりました。一流のアスリートがゴルフに挑む姿勢は、多くのファンに勇気を与えます。SNS上では「マキャロン選手はやはり強すぎる」「伊沢選手がんばれ!」「長谷川選手の挑戦は本当にすごい」といった、選手たちのプレーに対する熱い反響や期待の声が多数寄せられており、大会への関心の高さが伺えます。
私見ですが、この大会は、レギュラーツアー時代から輝かしい実績を残してきた選手たちが、それぞれのキャリアの集大成を見せる、非常に価値のあるトーナメントだと感じています。特にマキャロン選手のような強豪が日本でプレーすることは、日本のゴルフファンにとって大きな喜びであり、同時に国内選手の奮起を促すきっかけにもなるはずです。最終日がどのようなドラマを生み出すのか、固唾を飲んで見守りたいと思います。
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