国民的アイスキャンディーとして圧倒的な支持を得ている「ガリガリ君」。驚くべきことに、その販売数はなんと年間で4億本を優に超えているのです。この超ロングセラー商品の快進撃を支えている企業こそ、埼玉県に本社を構える赤城乳業にほかなりません。
実は、この赤城乳業という会社は、12年連続で増収を続けるという快挙を成し遂げている、まさに「強小カンパニー」なのです。「強小カンパニー」とは、会社全体の規模は大きくなくても、独自の強みや高い競争力を持ち、高い収益性を誇る企業を指す言葉です。同社の躍進の裏側には、徹底的に磨き上げられた「現場力」があるのです。
赤城乳業の「現場力」の根幹をなす考え方は、「異端であること」「遊び心があること」を何よりも大切にするという姿勢です。つまり、他社とは違うユニークな発想や、楽しさを追求する精神こそが、新しい価値を生み出す源泉だと考えているのでしょう。この社風の下、失敗を恐れずに、個性的で「とがった」社員を積極的に採用し、彼らの自由な発想を尊重する環境が整えられているに違いありません。
その結果、市場の常識を打ち破るようなユニークな新商品や、斬新な企画が次々と開発されているのです。若手社員や新入社員であっても、自分の意見やアイデアを自由に発言できる仕組みが社内に構築されており、これが現場の活性化につながっています。年齢や経験に関係なく、誰もが「言える」環境こそが、赤城乳業の尽きることのない創造力の秘訣だと感じます。
この驚異的な「強小カンパニー」の謎に迫る書籍が、遠藤功氏による著作『ガリガリ君の秘密』として、2019年6月9日に日本経済新聞出版社から日経ビジネス人文庫として発売されました。本書は、256ページの本文に加え、発売当初からのパッケージ写真が掲載された16ページのカラー口絵が付いており、当時のガリガリ君の歴史や戦略を深く知りたいファンにはたまらない内容でしょう。定価は本体750円に税が加わった価格設定になっています。
この書籍の発売を受け、SNS上では早くも大きな反響が巻き起こっています。「あの斬新なフレーバーが生まれる秘密を知りたい!」「若手が自由に企画を出せる会社なんて理想的」「うちの会社も見習うべき現場力だ」といった、期待や共感の声が多数寄せられています。やはり、私たち消費者が日常的に楽しんでいる「ガリガリ君」の成功の裏側には、単なる運だけではない、企業としてのあるべき姿が隠されているのかもしれませんね。ぜひ本書を手に取り、そのユニークな企業戦略を読み解いてみてはいかがでしょうか。
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