2019年6月9日、ひとめぼれスタジアム宮城にて開催されたサッカー日本代表の国際親善試合「キリン・チャレンジカップ」で、森保ジャパンがエルサルバドル代表と初顔合わせし、2対0で堂々たる勝利を収めました。この日の最大のトピックは、弱冠18歳5日の久保建英選手(FC東京)が日本代表デビューを果たしたことで、未来のエース候補の登場に、スタジアムの熱気は最高潮に達したことでしょう。久保選手は、あの市川大祐選手が樹立した史上最年少記録の17歳322日には及びませんでしたが、堂々たる史上2番目の若さでのデビューとなりました。
久保選手の代表デビューに注目が集まる一方で、試合を決定づけたのは永井謙佑選手(FC東京)の躍動です。前半19分、そして41分に立て続けにゴールを奪い、代表戦で初得点を含む2点をマークする大活躍を見せました。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本が26位、対するエルサルバドルが71位という格付けではありましたが、国際Aマッチにおいては、ランキング差に関わらず初対戦の相手は難敵となるケースが少なくありません。しかし、この日の日本代表は、招待参加する南米選手権(コパ・アメリカ)へ向けて、確かな手応えを感じさせる会心の勝利を掴んだと言えるでしょう。
インターネット上のSNSでは、この快勝、特に久保選手のデビューに対して「次元が違うよ!」「感動した」といった“久保フィーバー”とも呼べる熱狂的な反響が巻き起こっています。多くのファンが、その将来性に大きな期待を寄せており、久保選手の途中出場後には、華麗なドリブル突破から強烈なシュートを放つなど、その才能の片鱗を見せつけ、ファン・サポーターを大いに魅了した様子です。若き才能が、世界の舞台で活躍する姿を見たいと願うのは、サッカーファン共通の想いではないでしょうか。
今回の試合は、日本代表にとって6月14日にブラジルで開幕する「南米選手権」へ向けた貴重な準備の場となりました。南米サッカー連盟(CONMEBOL)主催のこの大会に招待国として参加することは、普段対戦機会の少ない南米の強豪国と真剣勝負できる非常に大きなチャンスです。日本代表は、エルサルバドル戦勝利の勢いそのままに、6月11日には開催地のブラジルへ出発し、6月17日の一次リーグC組初戦でチリ代表と激突する予定で、この経験は日本代表の成長に不可欠なものとなるはずです。
私見を述べさせていただきますと、このエルサルバドル戦は、単なる親善試合の枠を超え、日本サッカーの「世代交代」と「新時代到来」を告げる象徴的な一戦であったと強く感じています。永井選手の代表初ゴールというベテラン勢の意地の輝きと、久保選手という未来を担うスター候補の鮮烈なデビュー。この両輪が噛み合うことで、森保ジャパンはさらに進化を遂げていくに違いありません。コパ・アメリカという厳しい戦いを前に、久保選手のような世界が注目する若手選手が、臆することなくその才能を開花させていくことに、一編集者として大きな期待を抱いております。
南米選手権へ弾みをつける永井謙佑選手の2得点
この日の試合結果は、日本 2-0 エルサルバドルでした。前半に永井選手が挙げた2得点が決勝点となり、後半はスコアが動くことはありませんでした。国際Aマッチでは、一度流れを掴むと一気に畳み掛けることが重要であり、前半で2点をリードできたことは大きなアドバンテージとなりました。特に、永井選手が代表戦7試合目にして初めてのゴールをマークし、さらに続けて2点目を奪取したことは、彼自身の自信にも繋がることでしょう。彼のようなスピードと決定力を兼ね備えたアタッカーは、南米選手権のようなハイレベルな戦いでも、必ずや日本の武器になるに違いないでしょう。
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