ラグビーW杯2019開幕直前!浪曲師・玉川太福が語る「楕円の球」と「唸り」の意外な共通点とは?

2019年09月13日、日本中が熱狂の渦に巻き込まれるラグビーワールドカップの開幕を目前に控え、今注目の浪曲師である玉川太福さんにその溢れるラグビー愛を語っていただきました。1979年に新潟県で生まれた太福さんは、かつて名門・新潟高校や千葉大学で白球ならぬ「楕円の球」を追いかけた本格的なラガーマンという顔を持っています。水泳で県大会決勝に進むほどの実力者だった彼が、なぜラグビーという激しいスポーツに魅了されたのでしょうか。

体験入部で一瞬にしてその虜になった太福さんは、ディフェンスを鮮やかに突破する「センター」として活躍されました。仲間との強い絆やタックルの衝撃、そして何より「面白い!」という直感的な喜びが、彼の原点にはあるようです。SNS上でも「多才な太福さんのルーツがラグビーだったとは驚き」「あの声量の源はグラウンドで培われたものだったのか」と、意外な経歴に対する驚きと納得の声が数多く寄せられています。

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三味線とパス回し?伝統芸能とスポーツを結ぶ「阿吽の呼吸」

浪曲の世界では、物語を語る「浪曲師」と、その背後で三味線を奏でる「曲師(くきし)」がコンビを組みます。この関係性は、実はラグビーのパス回しに酷似していると太福さんは指摘します。曲師とは、演者の呼吸に合わせて即興で伴奏をつける職人のことですが、舞台上では互いに顔を見合わせることはほとんどありません。目に見えないコミュニケーションを通じて、テンポを上げたり寄り添ったりする様子は、まさにノールックで繋ぐ信頼のパスそのものと言えるでしょう。

また、ラグビーと浪曲の意外な共通点として「大きな声を出すこと」が挙げられます。指導の現場でまず求められるのは、技術よりも相手に届くまっすぐな声です。修行時代に「下手だが声だけは大きい」と師匠に褒められたエピソードからは、グラウンドで培った気概が伝統芸能の世界でも活きていることが伝わります。自身の強みを無意識に芸の道へと繋げている姿勢には、一貫したプロ意識が感じられ、非常に感銘を受けます。

笑いと驚きをグラウンドへ!日本代表に託す歴史的快挙への願い

太福さんは、ラグビーをより魅力的にするためには「観客を驚かせ、楽しませる意識」が重要だと説きます。これは彼が浪曲に「笑い」を取り入れてファン層を広げた経験に基づいています。単なる勝敗を超えて、泥臭く耐え忍ぶ男たちの姿を唸る「ラグビー浪曲」の構想もあるそうで、2015年の南アフリカ戦のような奇跡のドラマが、再び日本の地で生まれることを誰よりも待ち望んでいる様子が伺えます。

現在、太福さんが特に注目しているのはトップリーグのパナソニックであり、快足を飛ばす福岡堅樹選手の活躍に大きな期待を寄せています。自国開催という一生に一度の舞台で、日本代表が悲願の決勝トーナメント進出という歴史を刻む瞬間を見届けたいという想いは、私たちファンも同じです。勝負の行方はもちろんですが、選手たちが体現する「観客を魅了するプレー」に注目することで、この大会はより一層深い味わいを持つことになるでしょう。

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