人気作家の林真理子さんが、2019年6月10日に光文社から上梓された最新エッセイ集『女はいつも四十雀』(税別1,300円)は、発売直後から大きな注目を集めています。「思えば四十代というのは、本当に楽しい時であった」という、65歳になったご自身の回顧の言葉から始まる本書は、女性誌「STORY」で長年にわたり連載されてきたエッセイをまとめたものです。仕事に、趣味に、そして子育てにと、エネルギッシュに活動していた林さんの充実した日々が、生き生きと綴られていますね。多くの読者が、その前向きな姿勢に勇気づけられるに違いないと確信しています。
「四十雀」とは、もともと「シジュウカラ」と読み、スズメ目シジュウカラ科に分類される野鳥のこと。しかし、ここでは「四十代」を指す隠喩(いんゆ)として用いられているのでしょう。女性の四十代は、子育てや仕事、さらには社交やおしゃれなど、非常に多忙で大変な時期でもあります。にもかかわらず、林さんはその多忙な日々を「楽しかった」と振り返り、「運命を楽しむ」という生き方を提示してくださっています。
もちろん、「それはあなたが成功者だから言えることでしょう」という反論があることは、ご本人も承知の上での発言のようですね。ときには自身の家庭内の愚痴も交えながら、読者と同じ目線に立とうとする姿勢が垣間見えます。この率直な語り口こそが、多くのファンを魅了し続ける林真理子さんの真骨頂だと言えるでしょう。SNS上でも、「マリコ先生のポジティブさに元気をもらえる」「人生の先輩としてのお言葉が染みる」といった共感の声が早くも上がっています。
📚人生の勝負どころ!「四十代」をどう生きるか
林さんが本書で強調されているのは、「楽しく有意義な四十代を迎えれば、その延長としての五十代がやってくる」ということです。つまり、女の人生における本当の勝負は、四十代から始まるのだというメッセージですね。この時期に何を積み重ねるかが、その後の人生の豊かさを左右する、という大変説得力のある見解です。
私自身、編集者として多くの女性の生き様を拝見してきましたが、四十代は確かに人生のターニングポイントとなることが多いように感じています。仕事では脂が乗りきり、家庭では子育ての山場を迎え、一方で自身の健康や老後への不安も忍び寄ってくる時期です。だからこそ、林さんの「運命を楽しむ」という、困難も軽やかに乗り越えていくための哲学は、現代を生きる全ての女性にとって、まさに「マリコ流美女訓」として必読の内容ではないでしょうか。
本書には、素敵な元カレとの関係や、手放すには惜しい妻でいるための秘訣、さらには中年女性が若い女性に勝つ方法など、人生を豊かにするための具体的なヒントが満載です。これらのエッセイから、私たちは「年を重ねても、常に自分らしく輝き続けることができる」という希望を受け取ることができるはずです。林真理子さんが描く、しなやかで力強い女性の生き方から、明日への活力を得てみませんか。
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