【訃報】日動火災海上保険の元社長・相原隆氏が逝去:激動の時代を駆け抜けた損保界の重鎮

日本の損害保険業界で多大な功績を残された人物が、この世を去りました。元日動火災海上保険、現在の東京海上日動火災保険の社長を務めた相原隆(あいはら・たかし)氏が、2019年6月8日、膵臓がんのため、82歳で逝去されました。突然の訃報に、関係者や業界内に衝撃が走っています。相原氏は1960年に早稲田大学を卒業後、同年に日動火災海上保険に入社し、長きにわたり同社の発展に尽力されてきました。

相原氏は、1987年6月に取締役に就任されて以降、順調に昇進を重ねられました。1990年6月には常務に、そして1993年6月には専務へと昇りつめ、その経営手腕を発揮されます。そして、いよいよ1995年6月には、同社のトップである社長の座に就任されたのです。社長退任後は、2001年6月から会長に就任され、引退後も業界の発展を見守ってこられました。相原氏が社長を務めた期間は、規制緩和の流れや、金融ビッグバンと呼ばれる金融業界の大きな変革期にあたります。

SNS上では、「偉大な経営者がまた一人いなくなった」「激動の時代を乗り越えた方だった」といった追悼のメッセージや、相原氏の功績を偲ぶ声が多数寄せられています。損害保険、略して「損保」とは、火災保険や自動車保険のように、偶然の事故によって生じた損害を補填する保険のことです。相原氏は、この損保業界において、長きにわたり中心的な役割を果たされました。その存在は、現在の東京海上日動火災保険の礎を築いた一人であるといえるでしょう。

故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。なお、告別式はご遺族のご意向により、すでに近親者のみで執り行われたとのことです。喪主は長男の聡氏が務められました。葬儀に関する連絡先は、同社秘書室が窓口となっております。

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