🖼️🎨名画の登場人物になりきろう!大塚国際美術館「アートコスプレフェス」で体感する芸術の魅力

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館が、訪れる人々を魅了する斬新なイベントを今年も開催します。その名も「アートコスプレフェス」です。この催しは、誰もが知る有名な絵画に描かれている人物とそっくりな衣装やかつらを無料で借りて、名画の世界に飛び込めるという、まさにアートを体感する企画といえるでしょう。2019年7月17日から11月24日までという長期にわたる開催期間も、多くの来館者にとって嬉しいニュースとなるに違いありません。

同美術館は、2018年度の入館者数が初めて40万人を突破し、2019年もその勢いは衰えを見せていません。この人気を決定づけた大きなきっかけの一つが、2018年末のNHK紅白歌合戦での出来事です。地元徳島出身のアーティスト、米津玄師(よねづけんし)さんが、この美術館を演出の舞台として選んだことで一気に注目が集まりました。その結果、2019年1月以降、さまざまなイベント効果も相まって、入館者数は前年比で1.5倍という驚異的なペースで増加しているのです。この「アートコスプレフェス」は、そうした好調な流れをさらに加速させ、より多くの方に名画の魅力を感じてもらうための、意欲的な試みといえるでしょう。

このアートコスプレフェスは、2017年にスタートしてから今年で3回目を迎える人気イベントです。今回は、これまでで最多となる11作品を厳選し、28着もの新作衣装を用意いたしました。特に、マネの「笛を吹く少年」やドラクロワの「民衆を導く自由の女神」など、フランス名画を中心に選定されている点にも注目が集まりますね。衣装は大人用から子ども用まで幅広いサイズが揃えられているため、ご家族連れでも気軽に楽しめるでしょう。絵画の前で、まるで絵画の住人になったかのような写真を撮影できるのも、このイベントの醍醐味といえるでしょう。

なお、この企画で使用される新作衣装のうち12着は、京都造形芸術大学 芸術学部の学生たちが制作に協力しています。学生たちは、当時の生地などを徹底的にリサーチし、細部にまでこだわって衣装を再現したそうです。このように若き芸術家の情熱と技術が詰まった衣装を無料で着用できるのですから、これはまさに贅沢な体験といえます。この徹底した「こだわり」こそが、単なるコスプレではなく、「アート」として名画を体感する、質の高い時間を提供してくれるのでしょう。SNS上でも、このイベントの開催に対しては、「行きたい」「推しの絵画の衣装を着てみたい」といった、期待感に満ちた反響が多く見受けられ、注目度の高さが伺えます。

大塚国際美術館の好調ぶりは、イベントへの熱意だけでなく、開館時間の変更にも表れています。来館者の増加を見据え、2019年は初めてお盆期間中の開館時間を拡大する措置をとるとのことです。具体的には、2019年8月10日から18日まで、開館時間を午前8時30分に1時間早めます。さらに、8月17日までは閉館時間も午後6時まで1時間繰り下げるというのです。この柔軟な対応からも、一人でも多くの来館者に、世界の名画をじっくりと鑑賞してもらいたいという美術館側の強い思いが伝わってきます。

私は、このアートコスプレフェスこそ、まさに美術館の新しい楽しみ方を示していると考えます。大塚国際美術館が所蔵する名画は、すべてが世界初の陶板名画、つまり原寸大に再現された複製画であるため、フラッシュを使わなければ写真撮影が可能という点も、このコスプレ企画との相性が抜群といえますね。陶板名画とは、特殊技術によって陶板に原画の色や質感を忠実に再現したもので、劣化しにくく、半永久的にそのままの色と形で鑑賞できるという特徴があります。このイベントを通じて、多くの方々が名画に親しみ、アートをもっと身近に感じてくれることを心から期待いたします。

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