2019年10月01日の消費税率引き上げがいよいよ目前に迫り、家計への影響を心配されている方も多いのではないでしょうか。そんな中、経済産業省は2019年09月20日、増税後の負担を軽減するための「キャッシュレス・ポイント還元事業」に対応した専用スマートフォンアプリの配信を開始しました。このアプリを活用すれば、最大5%の還元を受けられる対象店舗を地図上で簡単に見つけることが可能となります。
今回の制度で鍵となる「キャッシュレス決済」とは、紙幣や硬貨といった現金を使わずに、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどを利用して支払いを行う仕組みを指します。アプリを起動すると、現在地周辺の対象店舗がピンで表示されるため、どのお店で買い物をするのが最も賢い選択なのかが一目で判断できるでしょう。SNS上でも「これでお店探しが楽になる」「還元率の違いが分かるのは助かる」といった期待の声が続々と上がっています。
全国50万店舗が対象!アプリで広がるお得な買い物体験
経済産業省の発表によれば、2019年09月18日の時点で制度への参加申請は65万店を突破しており、そのうち約50万店が既に登録審査を通過している見込みです。利用者はアプリ内で各店舗をクリックするだけで、利用可能な決済手段や、還元率が5%なのか2%なのかを詳細に確認できます。政府主導でこれほど大規模な店舗検索システムが構築されるのは異例の事態であり、増税に対する強い危機感と対策への意気込みが感じられます。
私自身の見解としては、このアプリの登場は単なる便利ツール以上の意味を持っていると考えています。複雑になりがちな還元制度を可視化することで、これまでキャッシュレスを敬遠していた層がデジタル決済へ移行する強力な後押しになるはずです。慣れ親しんだ現金主義から脱却するのは勇気が要るものですが、地図を見ながら宝探し感覚でお得な店を探せる体験は、新しい消費スタイルを定着させる良いきっかけになるのではないでしょうか。
なお、2019年09月21日現在、経済産業省は増税初日から実際にポイント還元がスタートする店舗数の詳細を、来週中にも公表する予定で準備を進めています。制度開始後の途中参加も認められているため、対象となる店舗データはアプリ上で随時更新されていく仕組みです。公式の特設サイトでも同様の検索機能が提供されており、スマホをお持ちでない方もパソコンから事前にお得な情報をチェックできる体制が整っています。