2019年6月14日、男子ゴルフの「全米オープン選手権」は、カリフォルニア州の名門コース、ペブルビーチ・リンクス(パー71)にて第2ラウンドが繰り広げられました。世界のトッププレーヤーたちが凌ぎを削る中、米国勢のゲーリー・ウッドランド選手が、通算9アンダーという驚異的なスコアで単独トップに躍り出ました。難易度の高いメジャー大会でこれほどの好スコアを叩き出すのは、まさに圧巻のプレーと言えるでしょう。一方、初日16位と好発進を見せていた松山英樹選手は、この日スコアを落とし、32位タイへと順位を下げる結果となりました。
第2ラウンドの注目は、何といってもゲーリー・ウッドランド選手の大爆発でした。初日の68に続き、この日はさらにスコアを伸ばす65をマークし、通算133ストロークで首位を堅持しています。2位には、通算7アンダーで英国のジャスティン・ローズ選手がつけており、その差は2ストロークと、まだまだ勝負の行方は分かりません。また、大会2連覇という偉業を目指すブルックス・ケプカ選手(米国)も通算4アンダーの6位タイにつけており、週末の巻き返しに期待が高まる状況です。
私たち日本人ファンにとって、松山英樹選手の動向は大きな関心事です。初日を69で回り、上位に食い込んでいたものの、この第2ラウンドではスコアを2つ落とす73を喫してしまいました。通算イーブンパーの142ストロークで、世界的なスター選手であるタイガー・ウッズ選手(米国)と並んで32位タイに後退しています。首位のウッドランド選手とは9打差と少し差が開いてしまいましたが、松山選手には第3ラウンド以降で持ち前の爆発力を見せてくれることを期待せずにはいられません。このペブルビーチという戦略的なコースで、いかにショットの精度を高められるかが鍵となるでしょう。
残念ながら、他の日本人選手は予選通過ラインに届きませんでした。堀川未来夢選手は通算6オーバー、今平周吾選手は通算8オーバー、市原弘大選手は通算12オーバーで、それぞれ悔しい予選落ちとなっています。特に、今平選手は「賞金王」の経験もある実力者ですが、全米オープンという世界最高峰の舞台では、そのタフなセッティング(コース設定)に苦しめられた格好です。予選落ちという結果は残念ですが、この経験を糧に、今後のPGAツアーや国内ツアーでの活躍を期待したいところです。
この第2ラウンドの結果に対して、SNSではすでに大きな反響が寄せられています。ウッドランド選手のプレーに対しては、「あの難しいペブルビーチでこのスコアはすごい!」、「ウッドランドのパッティングが神がかっている」といった称賛の声が多く見られました。一方で、松山選手に対しては、「ヒデキ、ここから巻き返してくれ!」「週末に向けて調整してくれると信じている」といった、応援と期待のコメントが溢れています。この全米オープンは、ゴルフファンにとって単なる競技以上のドラマを生み出していると言えるでしょう。
この大会は、ゴルフにおける「メジャー選手権」の一つであり、世界で最も権威ある大会の一つと位置づけられています。特に全米オープンは、USGA(全米ゴルフ協会)が設定する、その難易度の高さで知られています。グリーンの硬さや速さ、ラフの深さなど、あらゆる面で選手たちに極限の試練を与えるセッティングとなるため、予選通過だけでも非常に価値のあることなのです。週末のムービングサタデー(第3ラウンド)と最終日の展開から、目が離せません。松山選手が上位に食い込むことができるか、そしてウッドランド選手が逃げ切るのか、それともローズ選手やケプカ選手といった強豪が逆転優勝を果たすのか、最後まで見届けていきましょう。
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