【横浜国際高校】パプリカとクミンが誘う異文化体験!国際科のアラビア語学習が**「面白い」**と話題に

神奈川県立横浜国際高等学校の国際科で展開されているアラビア語の授業が、生徒たちの異文化理解を深める魅力的な取り組みとして注目を集めています。2019年6月のある授業では、アラビア語を教えている先生が母国シリアの家庭料理を生徒に振る舞うという、なんとも心温まるひとときがありました。鮮やかなパプリカとエキゾチックなクミンの香りが教室に広がるシリア料理に、生徒たちからは「おいしい!」という感動の声が上がったそうです。これは、単なる語学学習に留まらない、文化の「美味しさ」を体感する貴重な機会と言えるでしょう。

このシリア料理のサプライズに続いて、授業はアラビア語の歌の練習へと進みました。異国情緒あふれるメロディを皆で口ずさむ時間は、文字や文法を学ぶ座学とは異なる、五感で言語を捉える実践的な学びの場です。ある生徒は、授業で学んだアラビア語を既に活用しており、「モロッコの友達とSNSでやりとりしている」と、その学習成果を嬉しそうに報告していました。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を通じて、遠く離れた国の友人とリアルタイムでコミュニケーションをとれる現代だからこそ、語学学習はより身近で、活きたものになっているのでしょう。

また、国際科の生徒たちにとって「あるある」と共感を呼んだエピソードも飛び出しました。世界史の授業で、中東の都市名や人名などがカタカナで教科書に記載されているのを見た際、思わずその余白に、習っているアラビア文字で元のスペルを書き換えてしまったというのです。アラビア文字は、右から左に書かれる文字体系(表記法)を持ち、独特の曲線が美しい文字です。このエピソードは、生徒たちが、文字という最も基礎的な要素から異文化の言葉に深く興味を持ち、自発的に知識を「きわめている」証拠であり、周囲も深くうなずくほどの、国際科ならではの共通体験となっているようです。

横浜国際高校の国際科では、このように教室内での異文化体験と、それを自らの手で広げられる実践の機会が豊富に用意されていることが、学習意欲の向上に繋がっていると考えられます。言語はコミュニケーションのツールであると同時に、文化や歴史を理解するための鍵でもあります。教科書上の知識に留まらず、料理や歌、そしてSNSでの交流といった多角的なアプローチによって、生徒たちは真の意味での国際人として成長していくことでしょう。

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