2019年も下半期に突入し、ホームエンターテインメントの世界では話題作が目白押しとなっています。2019年10月4日に発表されたTSUTAYAの週間DVDレンタルチャート(2019年9月23日から2019年9月29日集計)では、邦画の底力を感じさせる驚きの結果が示されました。数ある強豪作品を抑えて頂点に立ったのは、魔夜峰央氏の原作を実写化した『翔んで埼玉』です。
本作は埼玉県を徹底的に自虐的に描くという斬新なコメディですが、その突き抜けた世界観が多くの視聴者の心を掴みました。SNS上でも「埼玉愛が凄すぎる」「笑いすぎて腹筋が崩壊した」といった熱いコメントが溢れており、映画館でのヒットの勢いそのままにレンタル市場でも爆発的な人気を維持しています。単なるパロディに留まらない、郷土愛を再確認させる仕掛けが見事だと言えるでしょう。
続く第2位には、世界的な社会現象を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』がランクインしました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成として、これまでの物語を完璧に締めくくった本作は、DVDでも必見の1本となっています。MCUとは、共通の世界観で複数のヒーローが活躍する作品群の総称ですが、その圧倒的なスケール感と感動のラストは、何度観ても飽きることがありません。
ミステリーからアニメまで!個性豊かなトップ10の顔ぶれ
第3位には木村拓哉さんと長澤まさみさんが共演した『マスカレード・ホテル』、第4位には野村萬斎さん主演の『七つの会議』が続いています。これら東野圭吾作品や池井戸潤作品といった、重厚なミステリーや企業ドラマが上位に食い込んでいる点に注目したいところです。大人がじっくりと腰を据えて楽しめるエンターテインメントが、家庭での視聴スタイルに非常にマッチしていることが伺えますね。
中盤の5位から7位にかけては、最新技術を駆使した映像美が光る『アリータ:バトル・エンジェル』や、国民的人気を誇る『映画ドラえもん のび太の月面探査記』、そして神木隆之介さんと有村架純さんが共演した『フォルトゥナの瞳』が並びました。「フォルトゥナ」とはローマ神話に登場する運命の女神を指しますが、運命に翻弄される切ないラブストーリーは、秋の夜長に楽しむにはぴったりの選択肢となるはずです。
8位以下の顔ぶれも非常にバラエティに富んでおり、DCコミックスの異色ヒーロー『シャザム!』や、緊迫の潜水艦アクション『ハンターキラー 潜航不能』がランクインしています。そして第10位には、若手実力派俳優が集結した密室サスペンス『十二人の死にたい子どもたち』が滑り込みました。洋画のアクションから邦画の人間ドラマまで、今のレンタル市場はまさに群雄割拠の時代を迎えていると言っても過言ではありません。
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