スマホ分解で心をつかむ!太陽誘電・藤川巌氏が仕掛ける「納得感」重視の最新採用戦略とは?

スマートフォンを開けた瞬間に広がる精密な世界に、学生たちの目は輝いています。電子部品業界で大きな存在感を放つ太陽誘電株式会社は、2019年10月07日、これまでにないユニークな採用活動の舞台裏を明かしました。人事部長を務める藤川巌氏が旗振り役となり、若手人材の獲得に向けて打ち出したのは、なんと「スマホの分解」という体験型のインターンシップなのです。

この試みの背景には、電子部品という製品が持つ「見えにくさ」という課題がありました。私たちの生活に欠かせないスマートフォンの中には、髪の毛ほどのサイズの部品が数多く使われていますが、普段その存在を意識することはありません。そこで同社は、学生に自らの手で端末を解体してもらうことで、抽象的だったテクノロジーを「手触りのある実感」へと変えるきっかけを提供しています。

スポンサーリンク

配属リスクを解消!キャリアの「納得感」を最大化する藤川流のこだわり

単なる体験に留まらず、入社後のキャリアパスにおいても画期的な配属制度が導入されています。藤川氏は学生が抱く「どこに配属されるかわからない」という不安に寄り添い、本人の志望を最大限に尊重する方針を打ち出しました。こうした「納得感」を重視する姿勢は、単なる条件提示以上の信頼関係を築く鍵となっており、学生の心をしっかりと捉えているようです。

昨今の産業界では、モノとインターネットを繋ぐIoTや人工知能のAIが急速に普及しています。それに伴い、膨大な情報を分析して価値を生み出す「データサイエンティスト」などの高度な専門人材は、喉から手が出るほど欲しい存在です。太陽誘電は、これらのITエンジニアに対しても、自社の高い技術力がどのように未来を支えるのかを直接的に伝えることで、人材の確保と定着率の向上を同時に狙っています。

SNS上では「スマホを分解できるなんてワクワクする」「自分たちが作った部品がどこにあるか一目でわかるのは熱い」といった、体験型選考に対する好意的な声が上がっています。今の若者は単なる企業名ではなく、そこで何ができるのかという実感を求めているのでしょう。編集者の目から見ても、目に見えない技術を「体験」という形で可視化するこの戦略は、理系学生に限らず多くの層に響くはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました