🎼【ベートーヴェンからアンジュルムまで】国際派ピアニスト河村尚子、スティング、アイドルグループの熱すぎる最新作を徹底レビュー!

2019年6月18日、クラシックからポップス、そしてアイドル界まで、音楽ファンを熱狂させる注目作が多数リリースされました。今回は、世界的なピアニストが挑むベートーヴェンの深淵、ロック界の巨匠による代表曲の“再構築”、そして今話題のアイドルグループの挑戦的なアルバムまで、編集部が厳選した三作品の魅力に迫ります。

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🎹世界の舞台で輝く才能!河村尚子の人間味溢れるベートーヴェン

世界屈指の権威と伝統を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」で2006年に第2位を獲得した、1981年生まれのピアニスト、河村尚子さんが、クラシック界の金字塔に挑みます。それは、2020年に生誕250年を迎える作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ」全32曲を演奏する一大プロジェクトの第1弾、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集(1)』(ソニー)です。このアルバムには、特に有名な第8番「悲愴」、第14番「月光」など、珠玉の4曲が収められています。

ベートーヴェンの楽曲は「メッセージ性が強く、思想的」と評されることが多いですが、河村さんは「温かみ、いとおしさ、暗さなどを内包する人間臭い音楽でもある」と指摘しています。彼女の演奏は、まさにこの作曲家の人生そのものに寄り添うような、奥深い表現が印象的です。時折見せる疾走感溢れるテンポと、その鮮やかな演奏技術(技巧)は、聴く人を瞬く間に作品世界へ引き込みます。名曲中の名曲に、国際的な舞台で活躍するピアニストとしての突出した実力を、余すところなく発揮した、聴き応えのある一枚に仕上がっているといえるでしょう。

🎸ロック界のレジェンド、スティングが挑む“リイマジン(再構築)”

ポリス(The Police)の元ベーシスト兼ボーカリストであり、ソロとしても世界的な成功を収めるレジェンド、スティングが新たな試みとしてリリースしたのがアルバム『マイ・ソングス』(ユニバーサル)です。この作品は、ポリス時代から現代までの彼の代表曲を、現在の感性で新たに解釈し直した、セルフカバーとリミックスの中間ともいえるアプローチが魅力となっています。

彼はこの手法を「リイマジン(reimagine)」、つまり「再考」という直訳にとどまらない、創造的な再構築というニュアンスで表現しています。元の音源を尊重しつつ、ドラムのサウンドを現代風にアップデートしたり、自身のボーカルを歌い直したりすることで、「セット・ゼム・フリー」や「デザート・ローズ」といった往年の名曲たちが、まるで最新曲のように新鮮な響きを放っています。ファンにとっては、懐かしい曲が新しい輝きを纏う体験は、まさに感涙ものに違いありません。

🎤話題沸騰中のアイドルグループ!アンジュルムの変幻自在な音楽性

テレビ番組でのお笑い芸人・山里亮太さんと女優・蒼井優さんの結婚のきっかけとして話題となり、注目度が急上昇しているアイドルグループ「アンジュルム」が、サードアルバム『輪廻転生』(ハチャマ)を発表しました。ハロー!プロジェクト(ハロプロ)の伝統的な特徴ともいえる、ファンクやブギといった変則的なジャンルを果敢に取り入れた楽曲が全開となっており、挑戦的な姿勢が強く感じられます。

特に、インド風のサウンドを取り入れた「恋はアッチャアッチャ」をはじめ、一見すると複数の要素を詰め込みすぎて破綻しそうな楽曲群を、彼女たちの並外れた歌唱力が見事に統合し、最高のアイドルソングとして昇華させている点に驚かされます。彼女たちの歌声は、どんな音楽性も飲み込み、自分の色に染めてしまう圧倒的なパワーを秘めているのです。そして、このアルバムは、グループのリーダーとして長きにわたり牽引してきた和田彩花さんの、2019年6月18日をもっての卒業作でもあります。ファンの方々からは「和田さんの集大成として完璧」「アンジュルムの進化が止まらない」といった熱い反響がSNSで寄せられており、彼女たちの歴史において、非常に重要なマイルストーンとなる作品でしょう。

今回ご紹介した三作品は、ジャンルは違えど、それぞれのアーティストが持つ深みや、既存の枠に留まらない挑戦的な姿勢が共通しています。ぜひ、この機会に多様な音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

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