投資のラストフロンティア・アフリカ!TICAD7で見えた「支援」から「共創」への劇的変化

2019年08月下旬、日本の横浜はかつてない熱気に包まれました。今回で7回目を数えるアフリカ開発会議、通称「TICAD(ティカッド)」が開催されたのです。現場に身を置いて感じたのは、これまでのアフリカに対するイメージが根底から覆されるような、圧倒的なエネルギーでした。かつてこの大陸は「援助の手を差し伸べるべき場所」として語られることが一般的でしたが、今やその認識は過去のものとなりつつあります。

今回の会議で最も強調されていたのは、アフリカを単なる「支援対象」ではなく、共に成長を目指す「投資や貿易のビジネスパートナー」として捉え直す視点です。会場では、日本企業とアフリカ諸国の代表が真剣に握手を交わす姿が随所で見られ、未来に向けた力強い鼓動が響き渡っていました。SNS上でも「アフリカの活気が想像以上だ」「日本の技術がどう貢献できるか楽しみだ」といった、期待に満ちた反響が数多く寄せられています。

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爆発するスタートアップの熱量と人口動態の真実

アフリカがいま、なぜこれほどまでに世界中の投資家を惹きつけているのでしょうか。その最大の理由は、爆発的な勢いで誕生している「スタートアップ企業」の存在にあります。スタートアップとは、独自のアイデアや革新的な技術を用いて、短期間で急成長を目指す新しい企業のことです。アフリカでは、既存のインフラが未整備であることを逆手に取り、最新のデジタル技術を一気に導入する「リープフロッグ(カエル跳び)」現象が起きています。

さらに注目すべきは、その圧倒的な「人口動態」の優位性でしょう。人口動態とは、ある地域における人口の構成や変化の状況を指す言葉ですが、アフリカの若年層の多さは他を圧倒しています。若者が多いということは、それだけ消費が活発になり、将来の労働力も豊富であることを意味します。まさに「最後の巨大市場」としてのポテンシャルを秘めており、2019年10月10日現在の世界経済において、これほど魅力的なフロンティアは他に存在しません。

編集者としての私見を述べさせていただければ、日本企業は今こそこの「十字路」に立つアフリカへ、もっと大胆に飛び込むべきだと確信しています。リスクを恐れて足踏みをするのではなく、現地で生まれているイノベーションを肌で感じ、共に新しいビジネスを創り出す勇気が求められているのです。アフリカはもはや遠い異国の地ではなく、私たちの未来を共に描くための不可欠なパズルの一片といえるのではないでしょうか。

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