メジャーリーグ(MLB)のサンディエゴ・パドレスは、2019年6月18日(火)に牧田和久投手を40人枠から外したことを発表しました。この「40人枠」とは、メジャーの試合に出場できる可能性がある選手を登録する枠のことで、ここに登録されていなければ、原則としてメジャーでのプレーはできません。牧田投手はわずか前日の17日に傘下のマイナーリーグである2Aアマリロから昇格したばかりで、今シーズン初のメジャー登板が期待されていましたが、残念ながら実現しませんでした。これはプロ野球の西武ライオンズから海を渡り、アメリカでの成功を目指す牧田投手にとって、非常に厳しい局面に立たされたと言えるでしょう。
昨シーズン、アメリカへ挑戦した牧田投手は、マイナーリーグとの間で昇格と降格を繰り返しながら、大リーグで27試合に登板しました。成績は0勝1敗、防御率は5.40という結果に終わっています。特に、牧田投手の最大の持ち味である**下手投げ(サブマリン)**という投球スタイルは、日本の野球では一定の地位を確立していますが、アメリカの強力な打者を相手にする中で、その持ち味を活かしきれていない状況が見受けられました。筆者としては、この独特なフォームこそがメジャーで生き残るカギになると信じているのですが、やはり高い壁に直面していることがわかります。
2年目の今シーズンは、開幕からマイナーリーグの2Aを主戦場としていました。24試合に登板し、3勝2敗1セーブ、そして防御率3.82という数字を残しています。マイナーリーグで安定した成績を残し、満を持しての昇格だっただけに、今回再び40人枠から外れてしまったというニュースは、ファンにとっても驚きと落胆をもって受け止められているようです。SNS上では、「また厳しい状況になってしまったけれど、諦めないでほしい」「独特の投球スタイルは魅力的だから、何とかメジャーで花開いてほしい」といった、牧田投手の粘り強い挑戦を応援する声が多く見受けられました。
40人枠を外れるということは、マイナーオプションの使い切りなどの状況にもよりますが、他球団への移籍や事実上の戦力外通告に近い状態となる可能性もはらんでいます。もちろん、マイナー契約を結び直して再出発するという道も残されていますが、メジャー定着を目指す上では大きな足かせとなってしまうでしょう。しかし、牧田投手のこれまでの実績と野球に対する真摯な姿勢を考えれば、この困難を乗り越えて再びメジャーのマウンドに立つ姿を多くの野球ファンは待ち望んでいるはずです。これからも続くであろう牧田和久投手の挑戦から、目が離せません。
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