2019年10月17日、福岡県の古賀ゴルフ・クラブにて、国内男子メジャーの第3戦「日本オープンゴルフ選手権」が開幕を迎えました。今大会の舞台となる古賀GCは、総距離こそ6,817ヤードと控えめですが、非常に高い戦略性と難易度が求められるコースとして知られています。初日の結果を見ても、アンダーパーをマークした選手がわずか6人という数字が、その過酷さを物語っているでしょう。
初日のリーダーボードの頂点に立ったのは、今季すでに1勝を挙げている実力派、オーストラリア出身のブレンダン・ジョーンズ選手です。彼は6つのバーディーを奪う攻めのゴルフを展開し、3ボギーを叩きながらも3アンダー、68のスコアで単独首位発進を決めました。正確なショットと経験に裏打ちされたマネジメントが、難関コースを攻略する鍵となったようです。
首位を1打差で追うのは、若手成長株の筆頭である星野陸也選手です。さらに、過去にこの大会を2度制している池田勇太選手をはじめ、藤本佳則選手、岩田寛選手、比嘉一貴選手の4人が1アンダーの3位タイに並びました。アンダーパーという「赤字」のスコアを出すことすら困難なセッティングにおいて、ベテランから若手までがしのぎを削る熱い展開が予想されます。
注目選手たちの明暗と難コースの洗礼
前週に優勝を飾り、勢いに乗る今平周吾選手や、地元福岡での活躍が期待される藤田寛之選手は、パープレーの7位タイと手堅い位置につけています。一方で、大会連覇を狙う稲森佑貴選手は3オーバーの38位、そして多くのギャラリーの視線を集めた石川遼選手とアダム・スコット選手は5オーバーの72位と、大きく出遅れる形となりました。
この「アンダーパー」という言葉は、各ホールに設定された基準打数(パー)よりも少ない打数でホールアウトすることを指します。古賀GCのような名門コースでは、ラフの深さやグリーンの速さが極限まで高められるため、わずかなミスが大きなスコアの崩れに繋がるのです。SNS上でも「古賀のセッティングはエグすぎる」「このスコア設定こそ日本オープンだ」といった驚きと期待の声が溢れています。
編集者の視点から言わせていただければ、これほどまでに選手を苦しめるセッティングこそ、日本最高峰の称号を争う場にふさわしいと感じます。技術だけでなく、忍耐強さが試されるこの戦いにおいて、誰が最後まで自分を見失わずにプレーできるかが勝負の分かれ目になるでしょう。明日以降、予選通過をかけた石川選手らの巻き返しに、ゴルフファンの熱い視線が注がれることは間違いありません。
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