世界最大級のエネルギー企業であるJERAが、東南アジアでの展開を一段と加速させています。東京電力ホールディングスと中部電力が共同出資して誕生した同社は、2019年10月18日にベトナム国営電力最大手のベトナム電力公社(EVN)と液化天然ガス(LNG)事業における協力関係を築くことで合意したと発表しました。
今回の提携では、LNGの共同調達や受け入れ基地の建設といったインフラ開発など、多岐にわたる分野での連携が検討されています。急速な経済成長を遂げているベトナムでは電力需要が爆発的に増加しており、安定したエネルギー源の確保が国家レベルの急務となっているのです。
クリーンエネルギーの要「LNG」が結ぶ両国の絆
ここで注目すべき「LNG(液化天然ガス)」とは、天然ガスをマイナス162度まで冷却して液体にした燃料を指します。燃焼時の二酸化炭素排出量が石炭や石油に比べて格段に少なく、地球温暖化対策としても期待されている非常にクリーンな化石燃料なのです。
JERAが持つ世界トップクラスの調達能力と、ベトナム市場を牽引するEVNのネットワークが合体すれば、エネルギー供給の安定性は飛躍的に向上するでしょう。SNS上では「日本の優れた技術と調達力がベトナムの発展を支えるのは素晴らしい」「脱炭素への現実的な一歩だ」といった期待の声が続々と寄せられています。
編集者の視点から言えば、この提携は単なるビジネスの枠を超え、アジア全体のエネルギー安全保障を強化する重要な布石になると確信しています。日本企業が培ってきた「受け入れ基地の運用ノウハウ」を輸出することは、相手国の環境負荷低減に大きく貢献し、同時に自国の経済成長にも繋がるウィンウィンの戦略と言えるはずです。
2019年10月18日に幕を開けたこのパートナーシップは、ベトナムの夜をより明るく、そしてクリーンに照らす道標となるに違いありません。JERAが提唱する「グローバルなエネルギー供給網の構築」が、ここベトナムの地で具体的な形を成そうとしている現在の動きから目が離せません。
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