オリックス、環境ビジネスに本腰。「土壌浄化」のエコサイクル子会社化、規制強化を商機に

多角的な事業展開で知られるオリックスが、また新たな成長分野に目を付けたようです。2019年5月28日の情報によれば、同社は2019年6月にも、土壌浄化用の薬剤製造や施工を手がける専門企業「エコサイクル」(東京・中央)に出資する方針を固めました。株式の過半数を取得して連結子会社化するとのことで、SNS上でも「環境規制はビジネスチャンス」「目の付け所が鋭い」といった声が上がっています。

「連結子会社」とは、親会社が経営の主導権を握り、その業績が親会社の決算にも合算されるグループ企業を指します。今回の買収の背景には、2019年4月から「土壌汚染対策法」の規制がより厳格化されたことがあります。工場跡地の再開発時など、土地の有害物質の浄化義務が強化されており、オリックスはこの分野の需要が今後ますます伸びると判断した形です。

エコサイクルは1999年創業、売上高約17億円の実績を持つ企業です。特に、汚染された土を物理的に掘り起こす従来の「掘削」方法に比べ、費用を抑えられる「薬剤」による浄化技術に強みを持っています。オリックスは、この技術力と将来性に着目し、環境規制の強化という社会的な流れを確実な商機として捉えていく構えでしょう。

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