2019年10月22日、日本は「即位礼正殿の儀」を迎え、世界中から多くの貴賓が集まっています。その中でも特に注目したいのが、長い歴史の中で育まれてきた日本皇室とサウジアラビア王室との、極めて親密な二国間関係です。
天皇皇后両陛下にとって、サウジアラビアは特別な思い出の地と言えるでしょう。お二人がご結婚されてから、1994年11月5日に初めての海外訪問先として選ばれたのが、まさにこの砂漠の王国だったのです。当時の初々しくも堂々としたお姿は、今も多くの国民の記憶に刻まれています。
受け継がれる「弔問外交」とサルマン国王との厚い信頼
天皇陛下はその後も、サウジアラビアとの交流を大切に続けてこられました。王族の逝去に伴う「弔問外交(ちょうもんがいこう)」、つまり亡くなった方を悼み、現地を訪れて直接哀悼の意を表する儀礼を通じて、言葉の壁を超えた心の通い合いを実践されています。
2017年3月12日に現在のサルマン国王が来日された際、陛下は自ら羽田空港まで出向いて出迎えられました。これは異例とも言える温かい対応であり、王室同士の深い敬愛の念が伺える象徴的な場面です。こうした積み重ねが、現代の安定した友好関係の基盤となっているのでしょう。
SNS上では「両陛下の誠実な振る舞いが、日本の外交における大きな力になっている」という声や、「1994年のご訪問当時の写真を拝見して、あらためて胸が熱くなった」といった感動の投稿が相次いでおり、多くの国民がこの絆を誇りに感じているようです。
編集者としては、伝統を重んじる両国が、形式的な儀礼を超えて「家族のような情愛」を育んでいる点に深い感銘を覚えます。令和という新時代において、この美しい信頼関係が中東和平や世界の安定に寄与することを願ってやみません。
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