為替市場(2019年5月27日)、英米休場で「様子見ムード」。株高が支えとなり、円は109円台半ばで小反落

週明け2019年5月27日の東京外国為替市場は、全体的に大きな動きが見られない一日となりました。午後5時時点の円相場は、1ドル=109円57~58銭で取引を終え、前週末の2019年5月24日の同時点と比べて4銭ほどの「円安・ドル高」で引けています。この日は米国が「メモリアルデー」、英国も「スプリング・バンク・ホリデー」という祝日にあたり、海外の主要な投資家が不在。市場は「動意薄(どういうす)」と呼ばれる、エネルギーに乏しい展開となりました。

朝方は、米国の経済指標の悪化などから世界経済の先行きを不安視する動きが優勢となり、円が買われる(円高になる)場面もありました。しかし、その後は日経平均株価や中国・上海株式相場が上昇に転じたことで、市場の雰囲気が一変します。投資家が過度にリスクを恐れる「リスク回避姿勢」がやや和らぎ、安全資産とされる円を売って、ドルを買い戻す動きが優勢になったのです。SNSでも「株価につられて円が売られたか」「英米休みじゃこんなものかな」と、落ち着いた受け止め方が目立ちました。

結局、米中貿易摩擦などの大きな懸念材料は残っているものの、主要プレイヤーが不在では、投資家も積極的に「持ち高(ポジション)」と呼ばれる売買の残高を大きく傾けることはできませんでした。限定的な材料の中で、株価をにらみながらの値動きに終始したと言えそうです。なお、円は対ユーロでも反落しており、円が全体的にやや売られた一日でした。

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