島津製作所が慶應義塾大学に「計測オープンラボ」を開設!最先端X線技術で研究開発を加速

分析計測機器の国内大手である島津製作所は、2019年11月25日、慶應義塾大学のキャンパス内に自社の計測装置を備えたサテライト拠点を設置したことを明らかにしました。この取り組みは「SHIMADZU 計測オープンラボ」と命名され、横浜市にある慶應義塾大学理工学部の中央試験所に開設されています。

同ラボには、島津製作所が誇る最先端の「X線CT装置」が導入されました。これは非破壊検査、つまり対象物を切り刻んだり壊したりすることなく、外側からでは見えない電池や電子部品の内部構造を立体的に可視化できる魔法のような技術です。迅速かつ精密なデータ収集が可能になるため、次世代デバイスの開発には欠かせない存在といえるでしょう。

SNS上では「大学の施設内に企業が常駐するのは胸アツ」「研究のスピード感が一気に上がりそう」といった期待の声が寄せられています。島津製作所の専門スタッフが1名常駐し、週に2回ほどの開放日を設けるという運用形態も、現場の研究者や近隣企業にとって非常に相談しやすい環境を提供することになるはずです。

この拠点にはすでに堀場製作所などの有力企業が入居しており、島津製作所は8社目のパートナーとして参画しました。単なる機器の設置にとどまらず、産学連携による「共同研究」を通じて、これまでにない新しい技術の活用方法(アプリケーション)を生み出すことが期待されています。

個人的な見解ですが、こうしたオープンイノベーションの形は、日本の製造業の競争力を高める鍵になるのではないでしょうか。企業の専門性と大学の自由な発想が物理的に近い距離で交わることで、教科書にはない画期的な発見が生まれる予感がします。2019年11月25日の発表は、その大きな一歩となるに違いありません。

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