近年、教育の現場でますます重要性が高まっているのが、「NIE」(エヌ・アイ・イー、Newspaper in Education)という取り組みです。これは、新聞を学校教育の教材として活用することで、子供たちの思考力、判断力、表現力といった「生きる力」を育むことを目的としています。新鮮で具体的なニュース素材を用いることで、社会への関心を深め、多角的な視点を養うことができると、教育関係者から大きな注目を集めているのですね。
このようなNIEの理念に基づき、その活用方法を考える「第67回大阪NIEセミナー」が、いよいよ2019年6月29日の午後に開催されます。主催は大阪NIE推進協議会などであり、会場は大阪市北区にある朝日新聞大阪本社となる予定です。このセミナーは、教育者や未来の教育を担う学生にとって、実践的なヒントを得る貴重な機会となるでしょう。
今回のセミナーの白眉となるのが、朝日新聞社フォトアーカイブ担当の清水隆(しみず たかし)氏によるご講演です。演題は「沖縄・空襲…残された写真は語る」とされており、新聞報道の根幹をなす「写真」というメディアを通して、歴史的な出来事の重みや、報道の役割について深く掘り下げる内容になる見込みです。沖縄戦や空襲の記録写真が、私たちに何を伝えようとしているのか、そのメッセージをどう受け止め、次世代に伝えていくべきかについて、考えさせられる時間になるに違いありません。
また、この講演に加えて、実際に教育現場でNIEを実践している教員からの報告も予定されています。新聞をどのように授業に取り入れ、生徒たちの学びを深めているのか、その具体的な取り組みや工夫を知ることができるでしょう。明日からの授業に役立つ、実践的なアイデアが満載のセッションとなりそうです。
NIEセミナーへの反響と期待
この第67回大阪NIEセミナーの開催告知に対し、SNSでは教育関係者を中心に大きな反響が寄せられています。「NIEは子供の思考力を高める最良の方法だ」「清水氏の講演テーマは、平和教育の視点からも非常に重要」といった声が多く見受けられ、特に写真報道の力に対する関心の高さが伺えました。このセミナーが、教育における新聞活用の可能性をさらに広げるきっかけとなることを、私自身も強く期待しております。
本セミナーは、教員や教育関係者、そして大学生などが対象で、事前申し込みは不要となっています。開催日時は2019年6月29日 午後1時30分からです。当日、興味のある方は直接会場へ足を運ぶことができるため、この機会を逃す手はないでしょう。ご不明な点がある場合は、大阪NIE推進協議会事務局まで問い合わせてみると良いでしょう(電話番号:06-6809-6389。ただし、月曜日と水曜日の午後1時から午後5時までしか対応していないようです)。
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