【足立区】認可保育園で園児をトイレに放置…不適切保育の実態と行政の対応、保護者の悲痛な声

東京都足立区にある国の基準を満たした「認可保育園」にて、幼い子どもたちに対する耳を疑うような行為が発覚しました。施設のトップである女性園長と同園の主任保育士が、園児をトイレに閉じ込めるなどの不適切な対応をしていたことが、2019年11月12日に明らかになったのです。

運営を担う株式会社明日香(神奈川県横浜市)や足立区の調査によると、この事態は2018年から続いていたとされています。具体的な内容としては、言うことを聞かない園児を暗いトイレに一人きりで放置したり、「午睡」と呼ばれる幼児の発育に欠かせないお昼寝の時間に、早く目を覚ましてしまった子どもへ無理やり横になったまま過ごすよう強要したりしていたようです。

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内部通報で発覚した実態と保護者の不安

直接的な暴力などの体罰は確認されていないものの、区側はこれを「虐待と受け取られかねない極めて不適切な保育」であると重く受け止めています。内部の保育士から2019年10月上旬に通報が寄せられたことで発覚へと繋がり、区は2019年11月1日に書面を通じた改善指導を実施しました。問題を起こした園長らは通報直後から出勤停止処分となり、2019年10月末をもってすでに自主退職したとのことです。

運営会社は2019年11月9日に保護者向けの説明会を急遽開催し、一連の騒動について深く謝罪する事態へと発展しています。インターネット上のSNSでも、「信じて預けているのに裏切られた気分」「トラウマにならないか心配」といった怒りや不安の声が殺到しており、事態の深刻さに多くの親御さんがショックを受けている状況が見受けられるでしょう。

大人の事情を子どもに押し付けない社会へ

現場の担当者は「職員間の人間関係にトラブルがあった」と釈明していますが、大人の事情を無抵抗な子どもへ押し付けることは決して許されるべきではありません。2018年4月に開園したばかりの定員15名という小規模で家庭的なはずの0歳から2歳児向け施設で起きた今回の事件は、保育業界全体への重大な警鐘とも言えます。

二度と同じような悲劇が繰り返されないよう、行政による定期的な監査体制の強化が求められます。それと同時に、保育士同士が風通し良く働ける健全な職場環境の構築が何よりも急務だと私は強く感じています。

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