5G普及が追い風!半導体メモリ市場が2020年に向けて本格的な回復へ

半導体業界に、明るい兆しが見え始めています。製造装置の世界的大手である東京エレクトロンの笹川謙経理部長によれば、2020年のメモリ半導体製造装置への投資額は、2019年を上回る見通しであることが明らかになりました。この力強い回復の背景には、次世代通信規格「5G」の本格的な普及が大きく関わっていると考えられます。

5Gの波は、通信インフラである基地局の整備だけにとどまりません。2020年上半期には中国市場を中心に、5G対応スマートフォンが続々と投入される予定です。こうした最新デバイスには、従来よりも遥かに「高いスペックの半導体」が求められます。膨大なデータを瞬時に処理するため、半導体メーカー各社も需要の急増を確信している様子が伺えます。

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ロジック半導体の先行とメモリの世代交代

現在のトレンドとして、メモリに先んじて「ロジック半導体」の需要が回復しています。これは人間でいう「頭脳」にあたるCPU(中央演算処理装置)などのことで、2019年春以降、高度な演算を担う先端品を中心に市場が活気づいています。SNS上でも「次世代スマホの性能向上が楽しみ」「半導体関連株の動きに注目したい」といった、期待感に満ちた声が目立っています。

このロジック投資の活発化に伴い、ペアで使われるメモリにも大容量化や高性能化が求められるようになりました。特に、DRAMと呼ばれる一時的なデータ記憶装置の中でも、先端品に対応する「DDR4」の大容量タイプには熱烈な引き合いが続いています。演算能力の向上には、それを支えるデータの作業台であるメモリの進化が不可欠だといえるでしょう。

編集者の視点から見れば、今回の市場回復は単なる景気循環ではなく、5Gという技術革新が社会構造をアップデートする過程で起きている必然的な動きです。データの処理量が爆発的に増える未来において、半導体はまさに「21世紀の石油」としての重要性を増しています。2020年以降、私たちの生活を支えるデバイスがどれほど劇的な進化を遂げるのか、今から目が離せません。

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