日本の物流業界をリードするSBSホールディングスが、2019年12月1日付で新たな組織運営の要となる人事異動を発表しました。今回の発表で最も注目を集めているのが、経営の根幹を支える執行役員の役割分担と、成長戦略の鍵を握る事業開発部門の強化です。
具体的には、これまで新規事業開発室長として現場の最前線で采配を振るってきた山本恭司氏が、新たに「事業開発」の重責を担うことになりました。ゼロからビジネスを形にする「新規事業」のフェーズから、より広範な事業展開を見据えたステージへとシフトする姿勢が伺えます。
経営基盤を支えるCSRと事業開発の融合
また、執行役員の掛橋幸喜氏は、従来のCSR推進に加えて「事業開発部」の担当を兼任します。ここで注目したいのが「CSR」という概念です。これは「企業の社会的責任」を指す言葉であり、単なる利益追求だけでなく、環境保護や社会貢献を通じて信頼を得る経営手法を意味します。
SNS上では、この人事に対して「攻めの事業開発と守りのCSRを同じ役員が統括することで、持続可能な成長を目指す意図が見える」といった鋭い分析が投稿されています。社会的な信頼を基盤にしながら新しいビジネスを創出するという、非常にバランスの取れた戦略と言えるでしょう。
私自身の見解としては、物流業界が深刻な労働力不足や環境負荷の低減を求められる中で、この人事体制は極めて合理的だと考えます。単に規模を拡大するだけでなく、社会に必要とされる価値をどう付加していくか。2019年11月14日に発表されたこの布陣が、同社の次なる飛躍を支えるはずです。
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