2019年6月21日、メジャーリーグ機構(MLB)より、待ちに待ったオールスター戦のファンによる1次投票の結果が発表されました。日本中が注目するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(24)ですが、アメリカン・リーグの指名打者(DH)部門において、77万5030票を獲得し4位という結果になりました。これにより、残念ながら各ポジションの上位3名(外野手は9名)のみが進出できる「最終投票」への切符を掴むことはできませんでした。
今年のオールスター戦は、2019年7月9日にクリーブランドで開催される予定ですが、そこへ向けた最初の関門での落選となります。DH部門のライバルたちを見てみますと、1位はレッドソックスのマルティネス選手、2位はレンジャーズのペンス選手という顔ぶれです。そして、最終投票進出のボーダーラインとなる3位に入ったのは、ツインズのクルーズ選手で97万4788票でした。大谷選手との差は約20万票と、決して小さくはないものの、ファンの熱意が感じられる数字となっています。
制度の壁とファンの熱い反応
ここで少し、今回の投票システムについて解説しておきましょう。今年から導入された新ルールでは、まず「1次投票」で各ポジションの上位を選出し、その後の「最終投票」でスターティングメンバーを決定する仕組みになっています。「指名打者(DH)」とは、守備には就かず攻撃専門で出場する選手のことで、打撃力が特に求められる花形ポジションの一つです。この激戦区で4位に入ること自体、世界最高峰の舞台において十分に評価されている証と言えるのではないでしょうか。
今回の結果を受けて、SNS上ではファンからの様々な反応が飛び交っています。「やっぱり悔しい!」「最終投票で大谷を見たかった」といった落胆の声がある一方で、「開幕が遅れたのに4位はすごい」「実質2ヶ月弱でこれだけの票を集めるなんて愛されている証拠」といった称賛の声も多く見受けられました。手術明けでシーズン途中からの出場だったことを考慮すれば、この得票数は驚異的とも捉えられています。
私個人の意見としましては、今回の落選は決して悲観するものではないと感じています。昨年のトミー・ジョン手術を経て、バッター専任として5月に復帰したばかりの大谷選手が、これだけの短期間でトップ争いに食い込んだこと自体が、彼のスター性を証明しています。万全の状態でシーズンを通して戦う姿を見られれば、来年以降は間違いなくトップ選出されるでしょう。まずは後半戦、彼のバットがさらなる快音を響かせてくれることを期待せずにはいられません。
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