【長岡技科大の挑戦】グローバル連携で加速する産学官連携!ベトナム・ホーチミンに新拠点、企業の海外展開と技術者育成を強力サポート

新潟県長岡市に拠点を置く長岡技術科学大学(長岡技科大)は、海外の有力大学との連携を積極的に強化し、グローバルな教育および産学官連携の輪を広げています。2018年にインドやチリの大学と連携オフィスを開設したのに続き、2019年7月にはベトナムのホーチミン市工科大学にも新たに連携オフィスを開設する予定です。この動きは、大学側だけでなく、日本企業にとってもメリットが大きいと評価されており、その活動範囲は着実に拡大していると言えるでしょう。

特にベトナムでの連携は、長岡技科大がハノイ工科大学に次ぐ2カ所目の拠点をホーチミン市工科大学内に2019年7月15日に開設することで、さらに深まります。この新しい連携オフィスには、日本への留学経験があり、流暢な日本語を話せるベトナム人コーディネーターが常駐する予定です。このコーディネーターは、ホーチミン市工科大学の博士の学位を持つ教員であり、長岡技科大が2019年7月1日付けで雇用契約を結びます。彼らが両大学の研究力や人材を結びつけ、ベトナム企業や進出している日系企業との共同研究を力強く推進するでしょう。

この連携オフィスは、単なる学術交流に留まりません。日本企業のベトナム進出を支援するだけでなく、日本が誇る技術やノウハウを、現地の実情に合わせて効果的に活用できるように橋渡し役を担います。すでに、このような海外連携は具体的な成果を生み出しています。例えば、2018年にはタイのチュラロンコン大学と協力し、現地に進出している日本精機のタイ現地法人が製造ラインの自動化技術を開発しました。具体的には、それまで従業員が目視で確認していた主力部品である樹脂成形品の検査を、チュラロンコン大学の持つ画像処理技術(カメラで捉えた情報から必要な特徴を抽出したり、解析したりする技術のこと)を活用することで、自動化に成功しています。

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長岡技科大のグローバル戦略と技術者育成

このような企業との共同技術開発への学生の参画は、大学にとって、学生に実践的な教育機会を提供するという大きな利点があります。また、大学間の国際交流も促進されるのは言うまでもありません。一方、企業にとっても、大学の専門的な知見や先進技術を事業に取り入れられるほか、共同研究やインターンシップを通じて、優秀な国際的な人材を獲得する機会が増えるため、双方にとって極めて有益な取り組みだと言えます。

長岡技科大は、日本企業が多く進出している国々を中心に、このような教育・産学官連携オフィスを戦略的に立ち上げてきました。今回のベトナムの新拠点が11カ所目となり、連携相手国はすでに8カ国に達しています。このような積極的なグローバル連携の取り組みは高く評価されており、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」(世界レベルの教育研究を行う大学を重点的に支援するプロジェクトのこと)にも採択されています。長岡技科大は、日系企業と現地の大学をつなぐ重要な橋渡し役として、日本企業のグローバル展開を強力に後押ししているのです。

さらに、留学生の受け入れにおいても独自のプログラムを強化しています。ベトナムなどの現地の大学に加え、長岡技科大の卒業資格も得られるプログラムを用意することで、日本語を話し、将来的に指導的役割を担える優秀な技術者の育成を重視しているのです。これは、大学の国際的な知名度をさらに高め、世界中から優れた学生を迎え入れるための、非常に賢明な戦略と言えるでしょう。私見ですが、国際的な産学連携は、日本の技術が世界市場で競争力を維持・向上させるために不可欠であり、長岡技科大のこのような先駆的な取り組みは、日本の大学の理想的なグローバルモデルを提示していると強く感じます。

これらのニュースはSNSでも高い関心を集めており、「長岡技科大の国際的な取り組みは素晴らしい」「企業と学生の双方にメリットがあり、日本の技術力を高める良い循環だ」といった肯定的な意見や、「地方の大学がここまでグローバルに展開するのは驚き」といった反響が見受けられます。ホーチミン市工科大で日本語を学び、日本への留学に備える学生たちの写真からも、この連携への期待の高さが伝わってきますね。

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