AYA世代のがん患者に希望の光を!ノバルティスが贈る「病を強みに変える」就活支援動画の革新性

スイスの製薬大手ノバルティスファーマが、今まさに社会へ羽ばたこうとする若者たちの背中を力強く押しています。彼らがターゲットに据えたのは「AYA(アヤ)世代」と呼ばれる、15歳から39歳までの思春期・若年成人のがん患者や経験者の皆さんです。

2020年01月03日現在、病と向き合いながらも自分らしいキャリアを築きたいと願う若者が増えています。同社はそんな彼らの就職活動を支援するため、実践的なアドバイスを凝縮した動画コンテンツを制作し、YouTubeなどを通じて広く発信を開始しました。

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組織の枠を超えて結集した4人のプロフェッショナル

このプロジェクトを牽引するのは、オンコロジー(腫瘍学)事業本部の水谷浩美さんを中心とした4名のメンバーです。彼らは2018年04月、部署の垣根を超えて「がん患者が病に振り回されない生活」を実現するためのソリューション、つまり解決策を模索し始めました。

2018年夏には、特に支援が手薄なAYA世代へ焦点を絞る方針を固めます。専門用語である「AYA世代」とは、Adolescent and Young Adultの略称で、進学や就職、結婚といった人生の大きな転換期を迎える世代を指しており、独自のケアが求められています。

2019年01月には患者団体や医療関係者を招いた会合を開催しました。そこで浮き彫りになったのは、闘病による空白期間ゆえに就活の手順が分からず、立ち止まってしまう若者たちの切実な姿でした。この課題を解決すべく、彼らはインターネット動画という手法を選んだのです。

実践的なノウハウと「前向きな心」を届ける全11本の動画

2019年04月から本格的に始動した動画制作は、時間との戦いでした。就活が本格化する秋に間に合わせるため、2019年08月には丸一日をかけた撮影を敢行しています。完成したのは、基礎知識を学ぶ15分程度の動画4本と、経験者の体験談を収めた7本の計11本です。

内容は面接での病状の伝え方はもちろん、抗がん剤治療による体調変化に合わせたメイク術など、非常に具体的です。SNSでは「病気をハンデではなく、そこから得た強みとして捉える視点に勇気をもらった」といった感動の声が広がっており、大きな反響を呼んでいます。

私自身、この取り組みは企業側にとっても重要な気づきを与えると確信しています。がんへの偏見で優秀な人材を見逃すことは、社会全体の損失です。病を乗り越えた精神力や洞察力は、ビジネスの現場でも大きな武器になるはずであり、企業には正しい理解と公平な評価が求められます。

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