カジュアル婦人服チェーンとして絶大な支持を集めるハニーズホールディングス(福島県いわき市)が、驚異的なV字回復を見せています。同社が2020年1月7日に発表した2019年6〜11月期の連結決算によると、本業の儲けを総合的に示す経常利益が前年の同じ時期に比べて42%増の23億円に達しました。
この劇的な業績向上の背景には、これまでの経営課題だった中国市場からの撤退に関連する費用が大幅に縮小したことが挙げられます。長年、利益を圧迫する要因となっていた海外事業に区切りをつけたことで、本来の強みが発揮できる環境が整ったと言えるでしょう。SNS上でも「ハニーズの服は安くて可愛いから納得の業績」「最近さらにデザインが良くなった」といった好意的な声が相次いでいます。
国内事業の躍進と2020年5月期への明るい見通し
さらに特筆すべきは、日本国内における婦人服販売が非常に堅調へ推移している点です。トレンドを素早く取り入れた商品開発と、手に取りやすい価格帯を両立させる仕組みが、変化の激しい現代の消費者の心を的確に捉えました。企業の収益力が劇的に改善された様子は、多くのアパレル関係者からも注目を集めています。
この勢いを維持したまま、同社は2020年5月期通期の経常利益について、前期比9%増の51億円を見込んでいます。痛みを伴う構造改革を乗り越え、国内回帰によって再び輝きを取り戻したハニーズの戦略は、まさに英断だったと評価できるはずです。今後のファストファッション業界を牽引する存在として、同社の動向からますます目が離せません。
コメント