新しい時代の幕開けとなった令和最初の新年が静かに明けました。2020年01月09日を迎えた今、干支も十二支のスタートである「子(ね)」へと巡り、日本中が活気に満ちあふれた素晴らしい1年になることを誰もが期待しているでしょう。SNS上でも「新鮮な気持ちで目標を立てた」「何か新しいことに挑戦したい」といった前向きな投稿が数多く見られ、社会全体がポジティブなエネルギーに包まれている印象を受けます。何かと忙しい現代社会ですが、こうした節目は自分を見つめ直す絶好の機会です。
お正月の風物詩といえばお年玉ですが、子供時代の懐かしい記憶が鮮明に蘇る方も多いのではないでしょうか。幼い頃、手に入れたばかりのお小遣いを握りしめて駄菓子屋へと猛ダッシュし、憧れだった「大魔神」のプラモデルを購入した高揚感は格別です。当時は有線で操作する「リモコン(遠隔操作装置)」によって、模型の足が実際に動くギミック自体が非常に画期的でした。こうした最先端の玩具に胸を躍らせた経験は、世代を超えて多くの人々の共感を呼ぶ素晴らしい原体験と言えます。
宵越しの銭は持たないという江戸っ子気質な性格の人は、松の内が明ける頃にはすっかりお財布が空っぽになっていたものです。その一方で、計画的で金銭感覚が抜群に優れた兄弟は、残ったお金をきっちり貯金に回すなど、身近なところでも個性の違いが顕著に表れるのは非常に面白い現象ですね。ネットの反響を見ても「自分もすぐ使ってしまうタイプだった」「兄弟の貯金額を羨ましく眺めていた」といった、かつての家庭内の微笑ましい光景を思い出す声が溢れており、ノスタルジーを刺激されます。
年齢を重ねて中学生になると、行動範囲が広がり友人たちと一緒に映画館へ足を運ぶ機会が増えていきます。昭和を代表する人情劇「男はつらいよ」シリーズをはじめ、魅力的な洋画の世界にどっぷりと浸かった経験を持つ方も少なくありません。特に1970年代に一世を風靡した映画「エマニエル夫人」が公開された際は、思春期の少年たちの心に強烈な刺激を与えました。大人の世界への憧れと戸惑いが入り混じる多感な時期の記憶は、誰にとっても甘酸っぱく、少し気恥ずかしい宝物です。
学校の教室では、友人たちがこぞって「あの映画は退屈だった」などと強がってみせるものの、内心では主演女優の美しさに心を奪われていたに違いありません。周囲に合わせつつも、頭の中は妄想でいっぱいだったという当時のエピソードは、思春期特有の心理を実に見事に捉えています。SNSでも「男の子の見栄張りがリアルでクスッとした」「みんな同じような経験をしている」と、当時の映画館の熱気や若者たちの瑞々しい生態に、温かい視線が注がれていました。
私たちは日々の仕事や家庭の責任に追われる中で、いつの間にか心の余裕を失ってしまいがちです。だからこそ、たまにはあの賑やかだった頃のように童心に返り、時間を忘れて無邪気に遊ぶ時間が必要なのではないでしょうか。何にも縛られずに好きなことに熱中した日々を思い返すことは、単なる現実逃避ではなく、明日を生きるための活力へと繋がります。大人の皆さんも、この新しい年の始まりに、自分の心が本当にワクワクする瞬間をぜひ見つけてみてください。
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