2019年10月1日からスタートした政府主導のポイント還元制度が、私たちの生活に大きな変化をもたらしています。経済産業省とキャッシュレス推進協議会は、2020年1月10日に非常に興味深いアンケート調査の結果を発表しました。
この調査は、制度が始まる前の2019年8月から2019年9月、そして開始後の2019年11月から2019年12月という2つの期間に実施されたものです。全国の消費者約2万7000人と、約4000の加盟店からリアルな声が集まりました。
驚くべきことに、消費者の13パーセントがこの還元制度をきっかけにして、人生で初めて電子マネーやクレジットカードといった非現金決済を導入したと答えています。これまで現金派だった人々を動かした魅力が、この制度にはあったと言えるでしょう。
さらに、すでに何らかの決済アプリなどを持っていたものの、今回の施策を受けて「新しい支払い手段を追加した」という貪欲なユーザーも多く見られました。これらを合計すると、なんと全体の4割を超える人々が新たな決済方法に挑戦しています。
ネット上のSNSでも「ポイントが即時還元されてお得感がすごい」「もう財布を持ち歩かなくなった」といった歓喜の声が溢れており、利便性を実感する人が急増している模様です。この波は一過性のブームではなく、確実な定着を見せています。
お店側にも大変化!初めて導入した店舗が約3割も
一方で、サービスを提供するお店側にも劇的な変化が訪れています。調査に応じた還元対象の店舗のうち、実に34パーセントもの事業者が、この制度への参加を機にキャッシュレス決済のシステムを初めて導入したと回答したのです。
これはいわゆる「キャッシュレス決済」のことで、現金を使わずにスマートフォンやカードで代金を支払う仕組みを指します。お店側にとっては手数料などの課題もありますが、会計がスムーズになるという大きなメリットが注目されています。
私は、この政策が日本のデジタル化を大きく推し進める起爆剤になったと確信しています。現金大国と呼ばれた日本が、利便性と経済的なお得感を武器に、ついに本格的なデジタル社会へ舵を切ったことは非常に感慨深く、素晴らしい歩みです。
今後は、この還元期間が終了した後にどれだけのユーザーや店舗が利用を継続するかが焦点になるでしょう。単なる一過性のイベントで終わらせず、社会のインフラとしてさらに使いやすく発展していくことを切に願ってやみません。
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