2020年01月21日の午前、政府は皇位継承に関する式典委員会を開き、秋篠宮さまが皇位継承順位の第1位であられる「皇嗣(こうし)」になられたことを広く国内外に示す「立皇嗣の礼」の概要を正式に発表しました。皇嗣とは次の皇位を継ぐ筆頭の存在を意味する言葉です。一連の儀式は2020年04月19日より始まり、国を挙げた一大行事として進められます。
注目の「立皇嗣宣明の儀」は2020年04月19日の午前11時から、皇居の「松の間」で厳かに執り行われる予定です。その後には天皇、皇后両陛下に秋篠宮さまがご挨拶をされる「朝見の儀」も控えています。さらに2020年04月21日には、国内外のゲストを招いてお祝いする「宮中饗宴(きょうえん)の儀」が開催される運びとなりました。
時代に合わせたスマートな簡素化へ
今回の「宮中饗宴の儀」は、現在の天皇陛下が皇太子になられた際に行われた平成の儀式を踏襲しています。しかし、今回は招待者の数を絞り、立食形式を導入することで全体的な規模が縮小されました。かつての重厚なスタイルも魅力的ですが、現代の社会情勢に見合ったスマートな方針転換は、非常に合理的で好感が持てる選択だと感じられます。
ネット上やSNSでも「効率的な運営は現代らしくて素晴らしい」「簡素化されても、お祝いするおめでたい気持ちに変わりはない」といったポジティブな声が数多く上がっています。式典委員会において安倍晋三首相は、皇位継承を締めくくる大切な儀式が、多くの国民に温かく祝福される形で無事に挙行されるよう協力を呼びかけました。
国事行為として実施される一連の儀式には、三権の長や駐日外国大使ら約350人が参列する見込みです。また、2020年04月21日の饗宴は「豊明殿」と「春秋の間」に分かれて2回催され、計735人前後が招かれます。形式は変わっても、伝統の重みと新しい時代の風が融合した、記憶に残る特別な1日になることでしょう。
コメント