投資家の皆さん、2月の決算シーズンに向けて準備は万全でしょうか。2020年2月26日は、多くの流通・外食企業にとって配当を受け取る権利が確定する「権利付き最終売買日」です。この日までに株式を保有していれば、企業からの配当金を受け取ることが可能となります。魅力的な配当を得るために、今のうちから業績が好調な高配当企業をピックアップしておくことは、賢い投資戦略と言えるでしょう。
特に注目したいのが、安定した成長を続ける地方地盤の流通企業です。今回の調査で、2020年2月期に営業増益を見込む企業をランキングしたところ、地方を拠点とする企業が上位を独占する結果となりました。SNS上でも「地元企業だからこそ強みがよく分かる」「大手に隠れた優良銘柄を見つける楽しさがある」といった声が上がっており、投資家の間でも熱い視線が注がれています。
なぜ今、地方の流通業が投資家を惹きつけるのか
ランキング首位に輝いたのは、九州を拠点に展開するディスカウントストアのミスターマックス・ホールディングスです。徹底した低価格販売戦略によって強固な顧客基盤を築いており、今期の営業利益は3%増の28億円を見込んでいます。営業利益とは、企業が本業でどれだけ稼いだかを示す指標のことですね。年間配当は前期から1円減の18円ですが、それでも依然として高い水準を維持しており、配当利回りの面からも目が離せません。
上位には、他にも兵庫県のエコートレーディングや、福島県に本社を置くアレンザホールディングスなど、地域経済を牽引する企業が名を連ねています。また、7位にランクインしたDCMホールディングスは、ホームセンター業界の合従連衡(企業同士が提携や合併を繰り返すこと)を勝ち抜き、業界最大手へと成長しました。市場の飽和が懸念される中でも、付加価値の高い自社開発商品「プライベートブランド」を拡販し、着実に利益を積み上げています。
私個人としては、都市部の巨大企業だけでなく、こうして地域に根ざしながら堅実な経営を続ける流通企業にこそ、投資の醍醐味が詰まっていると感じます。地方で着実に成長する企業は、市場で割安に放置されがちですが、だからこそ隠れた優良銘柄を発掘するチャンスがあるのです。2月26日の権利確定日に向けて、ぜひ皆さんも地域密着型の流通株に注目し、ご自身のポートフォリオを充実させてみてはいかがでしょうか。
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