【テニス全豪オープン】世界1位バーティが狙う42年ぶりの地元V!女王の素顔と歴史的快挙への期待

2020年1月26日、オーストラリア・メルボルンで開かれているテニスの全豪オープンにおいて、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ選手がベスト8進出を果たしました。今大会は多くの優勝候補が早々に敗退する波乱の展開を見せており、地元オーストラリアのファンは、実に42年ぶりとなる女子シングルス地元制覇の夢を、バーティ選手という若き女王に託しています。

この日は、1788年に英国からの最初の植民船団がシドニーに到着したことを記念する「オーストラリア・デー(建国記念日)」でした。多くの国民が祝賀ムードに包まれる中、4回戦に挑んだバーティ選手は、過去に2度敗れている相手に対し、第1セットを先取しながらも第2セットを落とす苦しい展開を強いられました。ファンをハラハラさせる接戦でしたが、最後は第3セットを競り勝ち、勝利をもぎ取りました。

スポンサーリンク

価値観を大切にする女王の誇り

この記念日は、オーストラリアの先住民であるアボリジニの人々にとっては「侵略の日」とされ、歴史的な背景から立場によって複雑な意味を持つ日でもあります。先住民のルーツを持つバーティ選手は、試合後の会見でこの点について問われました。彼女は、「自分のルーツにはとても誇りを持っています。大切なのは記念日がいつかということではなく、自分の価値観に忠実であること。いつでも親切、正直、謙虚でありたい」と、一人の人間として誠実に語りました。

彼女の人間性は多くの人々の共感を呼び、SNS上でも「テニスの実力だけでなく、彼女の言葉や誠実な姿勢にこそ惹かれる」「真のスポーツマンであり、オーストラリアの誇りだ」といった応援メッセージが溢れています。単なる強さだけでなく、自分のルーツと価値観を大切にする姿勢こそが、彼女が国民から絶大な支持を受ける理由でしょう。

頂点へ続く「パーティー」は続く

昨シーズンのバーティ選手はまさに飛躍の年となりました。全豪オープンでの自身初のベスト8入りを皮切りに、全仏オープンでの初優勝、そしてオーストラリア勢として43年ぶりとなる女子シングルス世界ランキング1位の座に輝きました。さらに、年間の成績上位者のみが出場できるWTAファイナルも制し、名実ともに世界最高のテニスプレーヤーとなりました。

現地での彼女の人気はテニスの枠を大きく超えています。大会ポスターに採用された彼女のキャッチコピーには「Come for the Barty stay for the party(バーティを見に行こう、パーティーを楽しもう)」とあり、まさに彼女の試合は観客にとって楽しい祝祭のようです。地元選手による優勝となれば、1978年のクリス・オニール以来の歴史的快挙です。女王バーティの戦いぶりを見ていると、この「パーティー」が最後まで続くことを強く信じさせられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました