2019年5月29日付の報道は、現代の結婚式の形に新たな可能性を提示する、夢のような企画を伝えました。スクウェア・エニックス(スクエニ)が、ブライダルハート(神戸市)と共同で、人気オンラインゲーム**「ファイナルファンタジー14(FF14)」の世界観を完璧に再現したブライダルプラン**を展開するというのです。これは、オンラインゲームを通じて出会い、現実で結ばれるカップルが増加しているという、現代の恋愛模様の変化に的確に対応したサービスだと言えるでしょう。
プラン名は「ファイナルファンタジー14 ウエディングプラン」と名付けられ、ブライダルハートが運営する神戸市の結婚式場「デゼーロ」限定で提供されます。新郎新婦は、ゲームに登場する豪華な衣装やアクセサリーに身を包み、FF14の世界観に基づいたオリジナルの演出を体験できます。SNS上では当時、「FF婚、夢が広がる!」「これはオタクの理想の結婚式だ」といった、熱狂的なファンからの興奮と共感の声が相次いでいました。
このプランの徹底ぶりは、ゲームの開発・運営チームが監修にあたっていることからも明らかです。会場のデザインから音楽に至るまで、細部にわたりエオルゼア(FF14の世界)の雰囲気を追求しました。プランの最大の目玉は、横幅約8メートル、高さ5メートルという超大型液晶ディスプレーに映し出される、4K映像の演出です。この挙式用に特別に監修された30分間のゲーム映像が、参列者を一気に幻想的なFFの世界へと引き込みます。
挙式と披露宴を合わせた約3時間のプランは、出席者70人で参考料金が税別350万円と設定されました。最大140人まで招待が可能で、さらに記念写真だけを撮影する**「フォトウエディング」プランも、約5時間の撮影と166枚の画像データがついて税別83万円で用意されていました。コラムニストとしての私の意見ですが、このサービスは単にゲームの世界を借りただけではありません。「共通の趣味と体験」**を結婚式の核に据え、それを最高のクオリティで再現することで、現実の結婚式に新たな価値を生み出しています。
結婚式という人生の大きな節目において、自分たちの「愛の物語」の原点であるゲームの世界観を共有したいというニーズは、今後ますます高まるでしょう。スクエニのこの挑戦は、**「ゲーム婚」**という新しいライフスタイルを社会に定着させる、重要な一歩になるに違いありません。
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